【出張報告】「2012中国水博覧会
・中国国際膜及水処理技術及び装備博覧会」に出展参加
10/28~11/1 日中経済協会は、北京で開催されました
「2012中国水博覧会・中国国際膜及水処理技術及び装備博覧会」に出展しました
日中経済協会は、10月29日~31日、中国・水利部が提唱し、中国水利学会、中国膜工業協会、メッセ・フランクフルト(上海)有限公司が主催する「2012中国水博覧会・中国国際膜及水処理技術及び装備博覧会」に出展しました。
本博覧会は、水利部主催のものとしては最大規模の水関連博覧会で、会期中、第7回中国(国際)水務高峰論壇(China International Water Business Summit)が併催されました。
高度成長に伴う公害を克服し、経済成長と環境保護のバランスのとれた社会を築きつつある日本の経験は、中国における水事情の改善や環境保護にとっても有益なはずです。水利部は水資源保護とその有効利用のために「最も厳格な水資源管理制度」の徹底を図るとともに、水に関する最適ソリューションを求めています。
日中経済協会は、関連機関、研究者の協力を得て、日本の上下水道事業や環境対策の成功事例を総合的に紹介しました。わが国の上水道の普及率と低漏水率、国際協力の方向、沖縄と福岡の海水淡水化施設の環境配慮、下水道普及の歩みと「水のみち」としての高度利用、「資源のみち」としての各地での汚泥の利活用、低炭素化の取り組み、中小企業の工業廃水の協同組合方式処理の経験、諏訪湖の浄化と流域下水道の取り組みや、会員企業の技術紹介などをパネルで展示し、来場者へ説明を行いました。
当会ブースには、出展企業関係者、有力水務企業、業界組織関係者、海水淡水化研究をリードする研究者や環境工学専攻の大学生など、延べ250名ほどが来訪しました。
なお、主催者側発表では、本展示会は21の国・地域から398件の出展があり、22000平方メートルの展示会場には会期中、36カ国・地域から24,000名が参観しています。
参観者で賑わう会場
日本企業のブースで興味深く実機に見入る参観者
当会ブースで関心を集めた諏訪湖浄化と広域下水道の展示
賛助会員企業の技術にも中国企業のほか欧米企業からも関心が集まる
★当会展示パネルデータ(中国語)
WEB用パネル資料【p1~7】 ( 2158KB) |
WEB用パネル資料【p8~16】 ( 2397KB) |
★パネル展示、配布資料作成にご協力頂いた機関(順不同)
・社団法人日本水道協会
・一般財団法人造水促進センター
・国土交通省国土技術政策総合研究所
・森嶋 彰 広島修道大学名誉教授
・長野県諏訪建設事務所諏訪湖流域下水道事務所
・NET株式会社
・北海道北広島市水道部・市民環境部下水処理センター
・神戸市建設局東水環境センター
・広島県下水道公社太田川下水道東部浄化センター
・広島市下水道局西部水再生センター
ご協力有難うございました。
問い合わせ
日中経済協会 事業開発部 電話03-5511-2514