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一般財団法人日中経済協会
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10/20 データバンク交流会【深圳編】

【開催報告】深圳市との日中省エネルギー・環境技術データバンクマッチング交流会

【開催報告 10/23 Upd.】
2023年10月20日午後、当協会と深圳市駐日経済貿易代表事務所(以下、深圳市駐日事務所)、「一帯一路環境技術交流と移転センター(深圳)」(以下、「B&R ETTC(深圳)」)が共催した「日中省エネルギー・環境技術データバンク マッチング交流会【深圳編】」が成功裏に開催されました。
 
日本側会場では深圳市駐日事務所・田常浩首席代表、日中経済協会・伊藤智業務部部長、経済産業省資源エネルギー庁、深圳側会場ではB&R ETTC(深圳)の王樹堂副主任が出席のもと、日中双方の8社が「水処理」「VOC処理」関連の技術や事業についてプレゼンテーションを行い、リアル・オンライン合わせて約40名が参加しました。また、後半セッションでは日中企業間の個別マッチング面談が行われました。

主催者挨拶(発言概要)

深圳市駐日経済貿易代表事務所・田常浩首席代表

●深圳市人民政府と日中経済協会は当代表事務所の積極的な推進のもとで、今年2月に開催された「第16回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」おいて、「新エネルギー及び省エネルギー・環境保護分野における経済・貿易交流と協力の促進に関する覚書」に調印した。
 
●この覚書は、は深圳市人民政府が初めて海外の団体と調印したものであり、その意義はとても大きなものである。
 
●今回の交流会は、覚書の内容を実現するための具体的な取り組みであり、日中経済協会と一帯一路センターと私たち三者の協力と努力によりにより、省エネ・環境保護分野の多くの深圳企業と日本企業の交流の場を設けることが実現した。
 
●本日のマッチング交流を通じて深圳と日本の企業が、技術交流、協力関係の構築、協力プロジェクトの模索など、省エネ・環境分野の課題に共同で取り組み、双方の技術革新と持続可能な発展が促進されることを心から願うとともに、本日の交流会を成功をお祈りする。

日中経済協会・伊藤智業務部部長

●深圳市はITやイノベーションといった先端テクノロジー分野で急速な発展を遂げ、ファーウェイ、テンセント、BYDなど世界的企業が生まれている一方、経済の急速な発展で環境や省エネに対するニーズも高まっていると承知している。
 
●本年2月に開催された「第16回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」では、当協会理事長と深圳市市長との間で「新エネルギー及び省エネルギー・環境保護分野における経済・貿易交流と交流の促進」に関する覚書に調印した。本日の交流会はその一環として、データバンクを活用した第5回目となる実務的で小規模なマッチング交流会を深圳市と開催する事となった。
 
●今回は「水処理」、「VOC処理技術」の関連企業に絞り交流会を手配したが、今回取り上げられなかった分野についても、第2弾、第3弾の開催を積極的に検討し、より多くのマッチング交流チャンスの創出に努めたい。
 
●深圳市のみなさまのご尽力に心から感謝を申し上げるとともに、後半の個別交流セッションにおいても、より具体的な成果・進展が得られるよう心から期待している。

一帯一路環境技術交流と移転センター(深圳)・王樹堂副主任

●省エネ・環境の分野において、中日両国の協力は技術交流や技術移転、合弁企業の設立、共同研究開発などを通じてお互いの強みを相補することで比較的多くの成果をあげている。
 
●本日、みなさまは環境保護分野における中日両国の交流と協力をさらに強化し、環境保護技術の革新と発展を共同で推進し、地球環境保護の大義に一層貢献することを目的としてこの交流会にお集まりいただいたものと存じている。今回の交流会を通じて、中国と日本の環境技術における交流と協力をさらに強化できることを期待している。
 
●深圳では経済の急速な発展に伴い、環境保護問題がより顕著となり、特に空気と水質の汚染において大きな課題に直面しており、空気環境と水環境分野における先進技術に対するニーズも非常に切迫している。VOCs処理の分野において深圳市は、処理技術と管理レベルを向上させるための行動計画や処理作業プログラムを策定している。また、水質汚染の防止とコントロールの分野では、日本のリファインホールディングスが瑞環科技(深圳)有限公司を設立し、その先進的な廃水溶剤除去技術と溶剤再生技術は、深圳市における環境保護産業の発展を促進する上で積極的な役割を果たしている。
 
●今回、より多くの日本の省エネ・環境関連企業が深圳を始めとするグレーターベイエリアの発展という重要な戦略的チャンスを掴み、中日双方の実務的な協力を深め、相互利益とウィンウィンを実現し、より多くの優れた技術とビジネスモデルを深圳にもたらすことを願っている。
 

深圳側企業5社の発言

宇星科技発展(深圳)有限公司
深圳同道環保科技有限公司
深圳三恩環保科技有限公司
鵬凱環境科技股份有限公司
成都環境投資集団有限公司深圳支社

日中リアル会場の様子

日本会場の様子
深圳会場の様子

【視聴案内】データバンク マッチング交流会 (10/20・Zoom)

10月20日 開催終了しました。
 
 10月20日(金) 日本時間14:30より、深圳市駐日経済貿易代表事務所らとの共催により、「日中省エネルギー・環境技術データバンク マッチング交流会【深圳編】」を開催いたします。
 水処理・VOC回収関連企業を中心とした日中参加企業によるショートプレゼンテーション(技術紹介)セッション(日本時間14:30~15:15想定)をZoomにて公開いたします。日中企業の水処理・VOC回収分野での省エネ・環境ビジネスの最新状況や取り組みなどのご参考に、ぜひご視聴くださいますよう、ご案内申し上げます。

開催背景

 昨今の新型コロナウイルス感染症の影響で日中間のビジネス往来が制限されていた中、当協会は2022年から不定期に、日中省エネルギー・環境技術データバンクをプラットフォームとした小規模な交流会を開催しております。
(参考:過去4回の交流会開催報告はこちら
 今般、第16回日中省エネルギー・環境総合フォーラムにおいて、当協会と深圳市人民代表政府との間で交わした「新エネルギー及び省エネルギー・環境保護分野における経済・貿易交流と協力の促進」に関する覚書に基づき、深圳市人民代表政府の窓口である深圳市駐日経済貿易代表事務所と本交流会の開催に向け準備を進めてまいりました。
 開催の準備にあたり、深圳市駐日経済貿易代表事務所が「一帯一路環境技術交流と移転センター(深圳)」を通じ深圳エリアの省エネ・環境関連企業に交流意向を募ったところ、深圳エリアの企業10数社からデータバンク掲載企業10数社が指名を受け、今回は「水処理」「VOC処理」関連企業に絞り交流会を開催することといたしました。

深圳市駐日経済貿易代表事務所

 深圳市駐日経済貿易代表事務所は深圳市と日本との経済交流を促進するため、深圳市政府によって2005年1月25日に設立されました。深圳市の窓口として、日本−深圳間の投資、貿易に関わるあらゆるビジネスサポートを無償で提供しています。
 同事務所は、当協会と第16回日中省エネルギー・環境総合フォーラムにおいて、「新エネルギー及び省エネルギー・環境保護分野における経済・貿易交流と協力の促進」に関する覚書を交わした深圳市人民政府の窓口でもあります。
 

一帯一路環境技術交流と移転センター(深圳)について

 一帯一路環境技術交流と移転センター(深圳)は、中国生態環境部と深圳市人民政府が共同で設立した公的機関であり、「一帯一路」のグリーン開発に関するサービスを提供する初の国家レベルの実体プラットフォームです。
 当センターは、国内外の優れた環境保護産業リソースの集積促進、国際的な環境技術交流と移転のイノベーションモデル探索、環境保護産業における国際交流と協力の実例創出を積極的に展開すべく、グリーン低炭素技術イノベーションの「シリコンバレー」と生態環境保護分野におけるハイレベルな国際協力を築くことを目指すことを目的としています。
 
 公式サイト → 一帯一路环境技术交流与转移中心(深圳) (brettc.cn) ※中国語・英語のみ
 

議事次第

視聴のお申し込み・お問い合わせ

10月20日 開催終了しました。
 
10月18日(水)までに、下記3点の情報をメールにてご送付ください。
 
(1) 氏名:
(2) 社名/団体名・所属部署・役職:
(3) メールアドレス:
※10月19日にZoomのIDをメールアドレスにお送りします。
※資料配布、事後の動画配信はありません。
 
日中経済協会業務部(担当:上原)
takeyuki.uehara[at]jc-web.or.jp  ※[at]@に書き換えて下さい。
TEL: 03-5545-3115
 
 
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