本文へ移動
一般財団法人日中経済協会
〒106-0032
東京都港区六本木1丁目8番7号
MFPR六本木麻布台ビル6階
TEL:03-5545-3111
FAX:03-5545-3117

2010中国(重慶)省エネ環境プロジ

ェクト・資金調達マッチング商談会参加報告(速報版)

   「第13回 中国(重慶)国際投資グローバル調達フェア(略称『渝洽会』)」は、中国商務部、国務院三峡弁公室、重慶市人民政府、西部・中東部一部の省区市政府の共同主催により、“投資促進、グローバルな資金調達”のテーマのもと、5月20日~23日に重慶国際会議展覧中心で行われました。
 この『渝洽会』は、重慶市でこれまでで最大規模の経済貿易活動であり、展示会場面積は4.5万㎡、国内22の省区市政府代表団と香港、マカオの特別行政区政府代表団とともに、アメリカ、イギリス、日本、韓国、インド、シンガポールなど、43の国と地域の有名企業が参加しました。
 その内訳として、多国籍企業が532社、うち世界500強企業が63社含まれており、また、重慶市の40の区県(自治県)政府、北部新区、両路寸灘保税区管委員会および2,730社の重慶企業が参加した。
 
 開幕式には、駐重慶イギリス、日本、カナダ、ベルギー、デンマークの各総領事・領事に加え、欧米、日本、韓国、インド、シンガポール等40か国以上の企業家も参加し、大変活気の溢れたものとなりました。
 フェア全体報告によると、投資プロジェクト調印案件は258件、総投資額は406億米ドル(2772.75億元)に達し、前回に比べ91%増加しました。
 
 なお、今回の『渝洽会』の特徴として、重慶市対外貿易経済委員会の陳渝副主任は以下の3点を挙げています:

①    グローバル化の顕著な進展

具体的には、アメリカのCrane社が重慶の20社以上の自動車・バイク部品調達協力意向の締結や、力帆集团とASEAN、アフリカ、南米の販売店と営業の提携、慶鈴自動車発動機は日本に輸出開始、カルフールやウォールマートは地産地消を目指すなど。

②    協力交流の更なる活発化

マカオのテーマ商談会や、アルゼンチン、韓国等が初めて出展参加。特に、韓国は約100社の中小企業を出展しました。

③    テーマ別活動の多大な成果

今回の『渝洽会』では、16のテーマ別活動が行われ、その場で案件調印が行われるなど、顕著な結果が得られました。

 
【5/20 開幕式概要】
    <商務部 鐘山副部長挨拶 概要>

 目下、国際金融危機の影響を受け、世界経済が未だ回復を見せていない状況のもと、経済情勢の予測はより複雑化している。中国政府は、経済発展方式の転換を更に強く推し進め、速やかな経済構造の調整を行い、積極的な内需拡大を重視している。同時に、更に対外開放を進め、継続的に経済発展の活力・原動力の増強に努めている。

 『渝洽会』は中国商務部等と重慶市政府が共同で主催する重要な国際協力のプラットフォームとして、重慶に内陸開放重要拠点を建設し、西部地区の対外開放促進のための重要な役割を担っている。今回の『渝洽会』に参加する企業、参観者、調印プロジェクトは大変多く、知名度と影響力は更に向上し、『渝洽会』は既に著しい発展の新段階を迎えているといえる。多くの方々がこのプラットフォームを十分活用し、交流・協力を深め、Win-Winを実現できることを希望する。

 
    <重慶市人民政府 黄奇帆市長挨拶 概要>

  重慶市党委員会、人民政府、および3,200万人の重慶人民を代表して、指導者、来賓の皆様に『渝洽会』に参加いただいたことに歓迎の意を表する。商務部、国務院三峡弁公室、中国貿促会、世界投資促進機構協会、香港貿易発展局、マカオ投資促進局、中国物流・調達連合会、英中貿易協会の多大なるご支援を得たこと、ならびに各姉妹省区市、国内外の有効都市、各企業の積極的なご参加に感謝。 

開幕式に出席した薄煕来書記
参観者で賑わう展示会場
【5/21 商談会概要】
◎  参加重慶企業の業務内容(関心プロジェクト)一覧(54社107名参加)

No

企業名

業務内容(関心プロジェクト)

1  

重慶中生環保工程有限公司

環境汚染防止対策(低圧真空機械再圧縮技術等省エネ排出削減プロジェクト技術の資金調達)

2  

重慶緑和環境保護工程公司

環境保護技術開発・応用

3  

重慶三鑫環保標志有限公司

ごみの滲出液防止処理、水・大気・騒音防止対策

4  

重慶京天浅層地熱開発公司

地熱源・水熱源・汚水熱源ヒートポンプ技術研究開発、設計、施工

5  

重慶澄露環境工程有限公司

ろ過機、油水分離大型環境保護機械

6  

重慶天志環保有限公司

1.危険廃棄物の運搬・保管・管理、2.危険廃棄物の焼却処理、固形化埋立処理、3.危険廃棄物の資源化再利用、4.その他危険廃棄物経営・管理

7  

重慶升旭環保工程有限公司

汚水処理設備、除じん設備、脱硫設備計測機器製造・販売

8  

重慶三和環保通風設備工程公司

廃水・排気・騒音防止対策

9  

重慶交通科研設計院

道路交通産業科学研究開発、モニタリング、設計、コンサルティング、施工、製品加工

10  

重慶三峡環保(集団)有限公司

汚水処理

11  

重慶市楽邦環保機電研究所

環境保護製品・機電製品研究開発生産プロジェクト、設計等(廃水処理技術、排気処理技術)

12  

重慶市環衛控股有限公司

生活ごみ処理・運搬、環境衛生施設建設・管理、環境保護技術開発・コンサルティング、環境保護製品生産・販売及び関連環境プラント建設

13  

重慶北碚玻璃儀器総工場

機械および産業設備

14  

重慶中節能実業有限公司

電力、天然ガス、炭層ガスの総合利用、水務ほか省エネ環境保護、循環経済(先進潮汐力発電,石炭地下ガス化,バイオマスエネルギー利用,都市省エネサービス等)

15  

重慶中天環保

生活汚水、都市ごみ、工業廃水、プラント設計

16  

重慶利特環保工程有限公司

循環経済プロジェクト開発、環境修復総合予防対策および環境保護(土壌修復分野の技術・設備及びプロジェクト協力)

17  

重慶立洋漢斯環境工程有限公司

自動車・電子産業廃水処理、固形廃棄物管理、浄化・維持管理方面的技術・設備及びプロジェクト協力

18  

重慶財信環保投資股份有限公司

環境投資・運営(ごみ処理、汚水処理)

19  

重慶市亜太水工業科技有限公司

水処理技術研究、プラント技術開発・設計、関連水処理製品開発・研究・製造技術

20  

重慶鋼鉄集団環保投資公司

新エネルギー

21  

重慶市艶陽環保工程有限公司

環境保護事業

22  

黔江区環保局

 

23  

重慶市固体廃棄物服務管理中心

固形廃棄物(危険廃棄物を含む)管理

24  

万州区環保局

 

25  

重慶緑芸環保工程設計有限公司

環境汚染防止プラント設計(1.養殖廃水処理及び総合利用、2.メタンガス設備、3.メタンガス発電設備)

26  

ラファージュ生態工業

 

27  

重慶市快克環保有限公司

生活汚水防止対策設備、粉じん防止対策設備、騒音防止対策設備

28  

重慶金火王生物液体燃料研究院

バイオ燃料、地熱開発

29  

重慶欧普水芸泳池設備公司

機電一体化設備研究開発(水利資源開発利用)

30  

中冶賽迪

大型工業設備・プラント

31  

重慶川儀分析計器有限公司

分析計器製造(大気汚染モニタリング機器)

32  

涪陵区環保局

 

33  

重慶湿地環保工程有限公司

汚水処理

34  

重慶市生華環保研究所

汚水処理

35  

北碚区建設委員会

 

36  

北碚区環境モニタリングチーム

 

37  

北碚区外経委

 

38  

重慶能源研究会

エネルギー研究、利用、省エネ排出削減

39  

大足代表団

 

40  

重慶钟順太陽能開発公司

 

41  

合川代表団

 

42  

重慶川儀工程技術有限公司

重慶川儀の大型・中型プラントプロジェクトを請負

43  

重慶三衆環保工程技術有限公司

廃水、排気、騒音、室内環境汚染防止対策のハイテク技術

44  

重慶泰克環保工程設備有限公司

環境保護新技術開発応用及び環境保護プラント建設

45  

重慶德誉環保工程有限责任公司

環境保護プラント設計、技術改造、技術コンサルティング(1.省エネ環境ハイテク技術製品の生産・開発、2.外資導入)

46  

重慶川渝環保設備制造公司

環境保護機械、設備生産(主に袋式除じん機)

47  

重慶德和環境工程有限公司

環境汚染防止対策、環境影響評価、水質・土壌維持対策編成

48  

重慶環境衛生モニタリングステーション

生活ごみ処理場・し尿処理施設の運営・管理・モニタリング

49  

重慶国浩環保工程有限公司

環境汚染防止対策プラント設計・施工・調整・プロジェクト進捗管理

50  

重慶三峰科技有限公司

固形廃棄物、廃水、排気等防止対策・資源化利用

51  

重慶清源環保集団有限公司

環境保護対策、製品生産、研究

52  

重慶創源化工科技発展有限公司

汚水防止対策、環境保護設備、パラジウム炭触媒、排気ガス浄化器・管理など

53  

重慶杰潤科技有限公司

廃水、排気、残渣処理、騒音防止対策

54  

重慶遊博環保公司

 

 

【結果報告】
「重慶省エネ環境技術視察交流訪中団」として、日本企業13社より約30名が参加し、重慶企業との1対1マッチング商談を行いました。また、当会と重慶市の連携により、商談会前には、各社個別に重慶企業の現場視察を行い、日本の技術導入の可能性について現場で確認をしました。
去る3月に重慶市対外貿易経済委員会の白小玲副巡視員を団長とする「重慶市省エネ環境視察訪日団」が来日した際に、東京・大阪で行ったマッチングセミナーで商談を行った双方企業が、今回の重慶訪問時に再会し、現場視察およびより具体的な商談を行うなど、日本と重慶との交流の深化が図られ、参加した日本企業からも有意義な交流であったとの感想が寄せられました。
今後も、当会では、重慶市政府及び関連企業との交流とともに、より具体的なビジネスマッチングに繋がるべく、日本企業の支援を行ってまいります。ご関心プロジェクトや重慶企業がございましたら、お問い合わせ下さい。
熱心な聴衆で満席の会場
日中経済協会のプレゼン
和やかな雰囲気で進んだ商談会
【5/21 環境保護局、環境保護産業協会ヒアリング概要】
(徐淑碧 重慶市環境保護産業協会会長・市環境保護局 前局長)
  ①ご挨拶および重慶市環境保護対策の現状
  • 重慶市では、どういった分野でどのような協力が求められているか、限られた時間ではあるがお話したい。
  • 重慶市には、環境保護産業に従事する企業が約1000社ある。
  • そのうち、国家汚染防止対策運営資質団体は47社、クリーナープロダクション中核団体26社、重慶市環境保護産業協会の会員は341社。
  • 09年の環境保護産業における収益は約400億元。その内訳として、環境保護サービス業・環境保護製品は150億元、資源回収総合利用は200億元、クリーン製品(主に天然ガス車)は60億元。
  • 重慶市の環境保護産業の特徴として
①    リーダー的中核企業の著しい成長
②    高い専門性と先進的外国技術の導入
③    様々な分野を傘下に持つ民間企業の存在、国有企業も環境保護産業を担う
④    環境産業への資本運用に転換(環境産業への投資、BOTやTOB等の実施)
  • 「12-5計画」の生産高目標は、重点企業12社の統計で、09年の52億元から2015年には270億元(09年比419%)に成長させる。
 
  ②省エネ環境保護分野における重慶市の有力企業紹介
  • 「2009年度中国環境保護産業優秀企業家」として表彰された重慶企業が7名。
  • 日中協力のパートナーとしてヒントになればと思うので、紹介 
企業名
役職
氏名
重慶鋼鉄(集団)有限公司
重慶三峰卡万塔環境産業有限公司
董事長
董 林
中電投遠達環保工程有限公司
総経理
劉 芸
重慶康達環保(集団)股份有限公司
董事長趙隽賢
中天環保産業(集団)有限公司
総経理
林 松
重慶渝江機械設備有限公司
総経理
唐仁万
重慶海特汽車排気系统有限公司
総経理
敖志平
重慶川儀分析儀器有限公司
総経理
王道福
  • 重慶の省エネ環境分野における有力企業概要
  ◎重慶鋼鉄環保集団
  • 09年営業収入:3.6億元
  • ドイツマーティン社の焼却炉技術を導入し、資金運営
  • 《生活ごみ焼却炉・余熱キルン》GB/T17850国家基準:建設当時は、中国で最大のごみ焼却炉および一連設備の国産化生産基地であった
  • 計画目標:「12-5計画」50億元、2020年には100億元を目指す
 
  ◎中電投遠達環保工程有限公司
  • 09年営業収入11億元
  • アメリカの脱硝触媒技術、日本の三菱やオーストリアの脱硫技術を導入
  • ばい煙浄化国家地方連合プラント研究センター:脱硝触媒生産基地建設、CO2定着モデルプロジェクト
  • 収入見込み:2015年50億元、2020年100億元を目指す

  ◎重慶康達環保(集団)股份有限公司
  • 09年営業収入4.5億元;汚水運営規模100万トン/日
  • 日本の大晃株式会社と合弁で「重慶大晃康達有限公司」を設立し、船舶汚水処理・油水分離設備製造
  • 2015年に、工業微生物応用、工業廃水高度処理技術、中水利用、汚泥処理、高度汚水処理薬剤製造等の分野で技術研究開発導入を予定
  • 計画:2012年運営規模200万トン/日、2015年500万トン/日、収入50億元を目指す

  ◎重慶海特環保(集団)有限公司
  • 09年営業収入4.5億元
  • 自動車の排気システム関連製品の国内先進技術・最大規模の開発製造企業:新エネルギーへの投資の先駆者
  • 計画:営業収入を2012年に15億、2013年に20億元、2018年に50億元を目指す

  ◎重慶通用工業(集団)有限責任公司
  • 09年、環境保護産業営業収入9.1億元。
  • 環境保護製品・設備(水、大気、固形廃棄物、騒音防止対策)
  • 主要製品:高速遠心送風機、格柵、コンベヤー、ミキサー、砂水分離器、汚水処理に関する一連の装置等
  • 計画:2015年50億元、中国における大型環境保護設備製造基地となることを目指す

  ◎中冶賽迪工程技術股份有限公司
  • 09年、環境保護産業生産高约12億元
  • 保有技術:新型下水処理技術、高炉ガス乾式除じん・排煙浄化、OG技術、脱硫技術、残飯ごみ処理・資源化技術等
  • 計画:「12-5」計画で生産高を20~25億元に増やす

  ◎重慶渝江機械設備有限公司
  • 09年、営業収入1.3億元
  • 工業粉じん(排煙)汚染防止対策を主とする総合企業。設計から製造、販売サービスまで行う。
  • 計画営業収入:2015年5億元、2020年8億元 
  ◎重慶耐徳工業股份有限公司
  • 09年、環境保護産業営業収入2.7億元
  • 合弁実績:日本の新明和工業と「重慶耐徳新明和工業股份有限公司」を設立し、ごみ処理運搬・中継基地、汚水処理設備製造・販売、日本の新日本石油と「重慶新日石耐徳システム工程服務有限公司」を設立し、VRU回収装置を製造・販売。アメリカ企業とも汚染源モニタリング・コントロール設備・製品製造で協力。
  •  傘下企業:重慶四聯石油ガス設備製造有限公司、重慶耐徳ガス設備有限公司、耐徳自動化工程公司
  • CNG関連設備は国外にも販売、市場占有率は高い
  • 計画営業収入:2015年8.65億元、2020年23.7億元

  ◎中天環保産業(集団)有限公司
  • 09年生産高1億元
  • ドイツのLurgi lentjes社の危険廃棄物焼却一連設備を導入し、プラント設計、プロジェクト建設の経験が豊富、傘下の「新中天環保」は日本のDOWAと技術協力し、電子廃棄物処理の特許経営を行う。
  • 国家環境保護危険廃棄物処理プラント技術センター(重慶)委託団体
  • 計画:「12-5」には営業収入2.4億元

  ◎重慶川儀分析儀器有限公司
  • a09年生産高2.1億元
  • 国内最大のオンライン分析計器の研究製造生産を専門とする国家級ハイテク企業
  • 主要製品:オンライン気体分析計器・関連システム、オンライン水質分析計器・関連システム、環境保護モニタリング製品、実験室分析計器
  • ABB(H&B)公司の分析計器営業サービスセンター:フランスPolymetron社の中国内代理店
  • 自主知的財産権を持つ省エネ排出削減モニタリング計器製造企業で、中央テレビ局等のメディア報道によると、「省エネ排出削減先駆者、環境保護モニタリング衛兵」の称号を得た。
  • 計画:2010年生産高2.6億元、2015年生産高5億元

  ◎重慶財信環保投資有限公司
  • 09年営業収入1.5億元
  • 都市生活ごみ処理、下水処理、工業廃水処理、医療廃棄物処理等プロジェクト投資、建設、運営を行う。投資モデルとしては、「BOT」「TOT」「BT」を主とする。
  • 重慶市永川、栄昌、江津、酉陽、合川、銅梁、彭水、塾江、湖北天門、貴州遵義、四川栄県およびマレーシアサバ州等でのプロジェクト建設、投資、運営を行っている実績がある
  • 計画:2015年営業収入9億元

  ◎重慶泰克環保工程設備有限公司
  • 09年生産高1.1億元
  • 保有技術:「生物化学処理+高度医療汚水処理技術」「電気メッキ廃水化学処理」「小都市農村下水処理適用技術」等工業廃水処理技術
  • 計画:「12-5」には、生産高5億元を目指す

  ◎重慶市排水有限公司
  • 09年汚水処理量:22,897.41万㎥、平均62.73万㎥/日、COD削減量80,855.79トン。汚水基準達成率は100%
  • 重慶市中心部の排水プラント運営:鶏冠石汚水処理場、唐家沱汚水処理場、渝中汚水処理場(太平門処理ステーション)および汚水管網の整備
  • 全国初の規模の汚水処理場の排水発電所を既に建設(鶏冠石汚水処理場)  
  ◎重慶市環衛控股(集団)有限公司
  • 生活ごみ処理・運搬、環境衛生施設建設・管理、環境保護技術開発・コンサルティング、環境保護製品生産・販売及び関連環境プラント建設
  • 技術協力実績:スウェーデンのPURAC社から嫌気消化技術を導入し、食品残渣の無害化・資源化利用、スペインのGUASCOR社から発電機を導入し、長生橋ごみ埋立場のメタンガス発電プロジェクトを実施、カナダECOLO社除じん脱臭技術を導入し、ごみ中継基地から発生する排気の浄化処理を行う

  ◎重慶立洋漢斯環境工程有限公司
  • 2009年生産高:1.8億元
  • 取組み:工場跡地汚染土壌改良、ダム汚染土壌対策、ダイオキシン除去技術研究、資源化応用技術研究開発、塗装メッキ廃液資源化利用
  • 積極的に外国企業の土壌改良技術・設備を導入
  • 計画:「12-5」営業収入目標10億元

  ③重慶市のプロジェクトニーズ
  環境保護分野における今後の方向性、技術協力分野ニーズについて主なものは以下:
 <汚水処理>(主にOR膜の生産、技術、材料調達等)
 <汚泥処理>(主に下水処理場から毎日排出される汚泥有効活用と処理等)
 <養鶏・養豚場等の糞尿の有効活用と処理等>(主に農村地区)
  
 問い合わせ 日中経済協会 事業開発部 太田
 電話03-5511-2514、FAX03-5511-2519、電子メール:kei.ota@jc-web.or.jp 
TOPへ戻る