6/8 データバンク マッチング交流会
【開催報告】6/8(水)開催 データバンク マッチング交流会
開催経緯・趣旨
昨今の新型コロナウイルス感染症の流行により、日中間の渡航制限など、対面によるビジネス活動が大きく限定される状況が長く続いている状況下、日中両国企業のビジネスマッチングを促進させるべく、昨年12 月の「第15 回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」の開催に合わせ、「日中省エネルギー・環境技術データバンク」(https://jcpage.jp/tec/)をリニューアルいたしました。これは、JC-BASEが2009年より取りまとめておりました、日本の省エネルギー・環境技術、設備、ノウハウなどを中国の各方面に紹介する技術一覧を完全デジタル化したものであります。
この新生「日中省エネルギー・環境技術データバンク」の中国国内への告知には、中国機電商会にも多大なご協力をいただいておりました。
フォーラム終了直後の本年1 月に、中国機電商会から、データバンクを活用したオンラインマッチング交流会開催に関する相談があり、中国機電商会の会員企業である中国石油工程建設、中国天辰、北控水務の3 社から、データバンクに掲載されている日本企業との交流希望が示されたことから、本交流会の共催に至りました。
日中協力に対する期待 (中国側挨拶)
中国機電産品輸出入商会の劉春副会長は (1) データバンクの活用とビジネスマッチング推進への協力を継続していくとともに、今回の交流会を契機として省エネ・環境保護に関するタイムリーな情報交換とデータバンクの活用を適時推進する、(2) 中日グリーン・低炭素協力を継続して推進し、グローバル規模の気候変動という課題に共同で対処していくことと並行して、グリーン・低炭素国際協力委員会を基礎とし政策解釈、産業チェーン、金融協力の研修・交流活動など新たな協力の可能性を探りたい、(3) 中日両国の省エネ・環境保護分野における第三国市場協力の積極的促進を図り、両国の市場におけるビジネスチャンスに注視しつつも第三国市場における協力の可能性を探りながら世界のグリーン発展の新しいチャンスを掴むことで、共に協力の新しい章を築いていきたい、と述べた。
中華人民共和国商務部アジア司の尹剛処長も祝辞を述べられた。本交流会ご参加の皆様へ歓迎申し上げるとともに、ビジネスマッチングにおいて収穫、成果が挙げられることを祈念している。中国機電商会は、長年にわたり「日中省エネルギー・環境総合フォーラム」や「第三国市場協力シンポジウム」の開催・参加に尽力し、日中経済協会と良好な協力関係を築き、グリーン、低炭素など様々な分野における両国の実務協力推進に積極的に貢献してきた。商務部は、双方が引き続きそれぞれの技術データバンクプロジェクトの改善、情報交流、ビジネストレーニング、企業間のマッチング活動を深め、産業や企業間の交流と協力を促進することをサポートしていく。
今年は日中国交正常化50周年にあたり、日中双方が潜在的な協力の可能性を掘り起こし、お互いの強みを活かしながらより高いレベルの相互利益とウィンウィンを実現していきたい。この地域と世界経済のグリーンな発展、低炭素社会の構築に貢献することを望んでいる、と期待感を表明した。
参加企業による自社紹介とプロダクツプレゼンテーション(発言順)
AGC株式会社(AGCエンジニアリング株式会社)
株式会社荏原製作所
株式会社ササクラ
JFEエンジニアリング株式会社
日揮ホールディングス株式会社(日揮ユニバーサル株式会社)
株式会社日立製作所(日立楼宇技術(広州)有限公司)
日立(中国)有限公司(日立エナジー(中国)有限公司)
個別マッチング
後半のZoomブレイクアウトルームを使用した個別マッチング交流では、活発な意見交換が行われた
本交流会についてのお問い合わせ
本交流会についてのご質問などは、日中経済協会 業務部(JC-BASE事務局)(担当: 上原)までお問い合わせください。
TEL: 03-5545-3113