省エネ部会第10回定期交流会 開催報告
省エネ等技術交流促進部会
第10回定期交流会(11/26 於 北京)開催報告
日本側・日中長期貿易協議委員会 省エネ等技術交流促進部会と中国側・中日長期貿易協議委員会・省エネ環境保護技術合作分会(事務局は商務部対外貿易司)は、省エネ・環境ビジネスの拡大・促進の為の対話の場として、第1回日中省エネルギー・環境総合フォーラム(2006年)以来、同フォーラムにおける分科会の形で毎回定期交流会を行っておりますが、2016年11月26日に北京にて開催された「第10回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」に合わせて、「日中長期貿易分科会」として第10回定期交流会を実施しました。
第13次五カ年計画策定の今年、本分科会では商務部対外貿易司の承認のもと、国家発展改革委員会から提案のあった「節水・海水淡水化」をテーマに取り入れ、水循環の川上から、汚水・汚泥処理、無害化などの川下分野まで一貫した水循環システムにおける日中協力の可能性について交流を図りました。
日本側は経済産業省から日本企業の強みや海外展開支援の取組のほか、企業各社から取水技術や膜製品等について、中国側は主に海水淡水化や下水道事業案件の現状や展望等について紹介し、日中の協力案件を模索していくことになりました。
また、分科会終了後には団城調節池(南水北調関連施設)と北京第九浄水場を訪問し、視察活動を行ないました。
分科会式次第
分科会の様子
会場の様子
商務部対外貿易司 朱詠副司長による挨拶
視察の様子
団城湖調節池にて記念撮影
北京市第九浄水場にて