日中長期貿易協議委員会は、石炭取引をベースに、省エネ・環境をはじめとするプラント･技術等の技術交流及び取引に関する枠組みづくりを行っています。

山田　祈一（日本製鉄株式会社 参与）

　石炭専門委員会は、日中長期貿易取決めに基づく、石炭（一般炭、原料炭）取引のプラットフォームとして活動しています。

[※第8次覚書（2016年～2020年）以降、本枠組みにおける石炭取引の対象は原料炭のみ]

　

　1981年以降、日中間における石炭貿易の発展の為「日中石炭関係総合会議」を毎年開催し、日本側ユーザー、中国側サプライヤー及び関係政府による議論の場として有効に活用され、中国炭の品質向上や石炭輸送体制の改善等に貢献して参りました。

　

　2012年以降は、実務者ベースの小規模な「石炭取引交流会」により対話・情報交換を継続し、石炭の安定的な取引関係の維持に努めています。