陝西省-日本サービス貿易業交流合作交流会｜一般財団法人日中経済協会は、対中交流実績と豊富なノウハウ･人脈で､御社の中国ビジネスをサポートします｡

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陝西省-日本サービス貿易業交流合作交流会

ご案内

この度、陝西省商務庁が主催する標記イベントが11月29日（火）に東京と西安をオンラインでつなぐハイブリッドで開催され、当会は後援機関として参加しました。

現在、陝西省では「ポストコロナ」を見据えて中西部地域のさらなる経済発展を実現すべく、対日協力を重要な要素のひとつと位置づけております。そこで、今回はソフトウェア・情報、医療・ヘルスケア、そして文化・観光に分野を絞り、東京会場との交流を行いました。

当日は開幕式で当会・髙見澤理事が挨拶を行ったほか、中国駐日本国大使館経済商務処の挨拶に続いて陝西省商務庁から現地の投資環境などを紹介した。また、主催・後援による開幕式のセッションの後は、「ソフトウェア・情報産業」「医療・ヘルスケア産業の交流」「文化・観光産業の交流」の３分野で日中両企業から発言や交流を行いました。

概要

日時　2022年11月29日（火）
会場　東京プリンスホテル３F 中宴会場「ゴールデンカップ」＋Zoom
機関　主催＝陝西省商務庁

後援＝陝西省産業情報化庁、陝西省文化旅游庁、陝西省中医薬管理局

中国駐日本国大使館経済商務処、中国駐東京観光代表処

日中経済協会、日中投資促進機構、認定NPO法人東京都日本中国友好協会

＜第１部：開幕式（09:30～10:30/各者発言5分、“６”のみ10分）＞※氏名敬称略

１．陝西省商務庁副庁長 範万春（はん・まんしゅん）
２．一般財団法人日中経済協会理事 髙見澤学
３．中国駐日本国大使館経済商務処参事官 景春海（けい・しゅんかい）
４．日中投資促進機構事務局次長 小田嶋拓
５．認定NPO東京都日中友好協会副会長 尾崎隆信
６．陝西省商務庁商貿処処長 解娟（かい・えん）

＜第２部：ソフトウェア・情報産業の交流（10:30～12:30/各者発言15分）＞

１．陝西省軟件行業協会理事長 張志勇
２．一般社団法人Japan Contents Blockchain Initiative 代表理事 伊藤佑介
３．西安軟件園発展中心副主任 張露
４．原本株式会社社長王楊天
５．西安葡萄城信息技術有限公司董事長 呉厳
６．Amber Japan株式会社代表取締役 李依錦
７．陝西万德信息科技股份有限公司副総経理 林斌

８．株式会社PanGu営業部部長 関涵夫

９．N.E.W Verse 株式会社広告宣伝部部長 板垣潤一

　●昼　食：ホテルバイキング（12:30～13:50）●

＜第３部：医療・ヘルスケア産業の交流（14:00～16:30/各者発言15分）＞

１．陝西省中医管理局副局長 趙文
２．日本漢方生薬製剤協会国際委員会委員長 小柳裕和
３．筑波大学医療医学系教授 熊田博明

４．陝西歩長製薬有限公司国際貿易部総経理 景暁鵬
５．西安中医脳病医院院長 宋虎杰
６．株式会社ツムラ中国統括室室長 中村晋

７．中日現代中医薬産業園区招商服務局副局長 李娜
８．日本医科大学リハビリテーション学分野臨床教授 李卿

＜第４部：文化・観光産業の交流（16:30～18:30）/各者発言15分＞

１．陝西省文化和旅游庁産業発展処陝西一級主任科員陳璇
２．日本観光局（JNTO）海外プロモーション部部長 笈田雅樹
３．中国駐東京観光局首席代表 欧陽安
４．陝西文化産業投資控股（集団）有限公司総経理助理 李尊鵬
５．東京都日中友好協会青年委員会委員長 井上正順
６．陝西省住宿業協会会長 周勇
７．日中動漫産業聯合会理事長 関口貢
８．陝西省動漫游劇行業協会秘書長 劉巍
９．株式会社URALAコミュニケーションズ事業部 辻岡義昌
10．西安橋合動漫科技有限公司創始人 喬喬
11．株式会社ONE.course 代表取締役 武本一樹
12．西安瑜楽文化科技股份有限公司首席運営官 王晶

開幕式での中国側の主な発言

陝西省商務庁副庁長範万春（はん・まんしゅん）

　サービス貿易は国際貿易の中で重要な構成要素である。その中で陝西省は、人文、科学・教育、歴史・文化、地理的特性などで独自の強みを有し、一帯一路構想においても重要な場所である。

　陝西省は省内のリソースを活用して対外開放の水準を向上させ、協力の範囲を継続的に拡大することで、今後さらにサービス貿易の質の高い発展を追求していく。我が省は文化、中医薬、地理情報、そして人材リソースの４分野で計５つの国家級プロジェクトを展開しており、中国のサービス貿易の発展をけん引している。日本の皆様にも陝西省を訪れてもらい、省内の雰囲気や産業特性などを実際に感じて欲しい。

中国駐日本国大使館経済商務処参事官景春海（けい・しゅんかい）

　日中間の貿易額に関する数字からも、両国の経済交流には大きな発展の潜在力があり、ポストコロナの時代にはこれがより重要な役割を果たすと考えている。先日の党大会でも「改革開放」や「質の高い発展」をさらに推進することに言及されている点も両国の経済交流に関係していると考える。

　陝西省は日本と歴史的に縁があり、数多くの日本企業が現地に進出している。さらに一帯一路構想でも重要な拠点となっており、さらなる交流・協力の推進が期待される。

陝西省商務庁商貿処処長解娟（かい・えん）

陝西省におけるサービス貿易は日本、韓国、香港、シンガポール、そして米国の５つの国・地域を主要な対象としており、この５つが省内のサービス貿易輸出入金額の約72％を占めている。省内のサービス貿易については網羅している分野が多岐にわたり、、歴史文化（かつて13の王朝が都を置いた）、物流（中欧班列）、ハイテク（ハイテク区建設やスマート製造など）、文化（アニメ制作など）、地理情報サービス（GPSなど）、漢方薬などが挙げられる。今後、日本との協力をさらに推進するとともに、より多くの日本企業による陝西省への投資を期待したい。

※下記に講演資料（中国語）がございます。