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【参加報告】ジャムス市投資貿易観光推奨会

参加報告

経済産業省石澤様の来賓挨拶とジャムス会場
2022/11/24 Upd.
 
日本中華總商会からの招請により、日中経済協会は11月22日、「ジャムス市投資貿易観光プロモーション会」に協力機関として参加いたしましたので、中国側の発言や当日の写真を中心に概要を報告いたします。
 
◆◆◆ アジェンダ ◆◆◆
【開会・挨拶】
挨拶:ジャムス市・叢麗市長
挨拶:日本中華總商会・厳浩理事長
来賓挨拶:経済産業省中小企業庁事業環境部財務課・石澤義治総括補佐
来賓挨拶:北海道経済産業局総務企画部・宮本隆宏国際課長
来賓挨拶:一般財団法人日中経済協会・伊藤智業務部長
【ジャムス市環境等の紹介】
ジャムス市商務経済合作局・谷鉄峰副局長
ジャムス市文化放送・旅游局・王林局長
【講演】
全日本空輸株式会社CX推進室・朱金諾常任理事
源清田商事株式会社・王秀徳代表取締役
丸紅(北京)商業貿易有限公司インフラプロジェクト部・王鵬威担当部長(兼丸紅(長春)支店長)
【総括】
 日本中華總商会・尚捷常務副会長
 ジャムス市・叢麗市長

ジャムス市・叢麗市長挨拶

叢麗市長
叢麗市長
●中日国交正常化50周年を迎えた本年、オンラインで経済貿易および観光プロモーション活動を行うことは時宜を得たこと。
 
●ジャムスは30年以上にわたり、韮崎市をはじめとする日本の都市や友好団体と、経済貿易・教育文化で緊密な関係を保ち、友好を深め、協力分野を拡大してきた。今年、ジャムス市と韮崎市は共同で「『友好都市、未来共有』中日友好都市青年オンライン『バーチャル訪問』」活動を開始。双方青年が相互の都市を紹介し合い、友好を深めている。この取組は、中国人民対外友好協会からも評価された。
 
●ジャムス市は、世界冬季都市市長会の会員都市として東京都、北海道、新潟県と相互訪問と協力を重ね、「中国ジャムス-東京『水墨画』展」、「世界冬季都市市長会(World Winter Cities Mayors Association)」の会員となった。
 
●「中日青年交流促進年 in ジャムス」等の文化活動も実施。ジャムス文化は、日本のテレビ局によって「氷上のホジェン族」という宣伝映画になり、日本でも好評を博した。日本以外にも、韓国の東海市、オーストラリアのショアヘブン市、イタリアのアベリノ市、ロシアのアムール州コムソモール市など、5つの友好都市と20件近い友好交流があり、長年に亘る友好協力を維持している。有利な地理的位置、便利な交通条件、国際友好都市の豊富な資源により、佳木斯はますます外界に門戸を開いている。
 
●現在、ジャムスは飛躍の発展段階にある。習近平主席は黒龍江を2回訪問し、ジャムスにも来て市民を激励。我々は習主席の実践的かつ迅速な仕事を常に念頭に置いている。ジャムスの発展は日々変化しており、5万人以上の貧困層がすべて貧困から脱し、豊かな生活を送っている。交通は航空と高速鉄道の時代に入り、人々の移動はますます便利になり、松花江が市の都市河川に編入され、市民の生活はより快適になった。同江中露鉄橋がまもなく開通し、開放型発展への展望は明るい。
 
●黒龍江ジャムス国家農業ハイテク産業モデル区が今年4月に国務院の承認を経て、8月に始動。安定した穀物生産と農民の持続的な収入増が実現した。今、ジャムスの順調な発展は、エネルギーに満ち溢れている。私たちは「現代的な地方中心都市の総合的な建設」という発展目標に依拠し、ジャムス市が「優れた産業と強い経済」「新しい活力と活力」「開放的で寛容な都市」「現代都市」という豊かな都市となるよう、努力している。
 
●ジャムス市は疫病やその他の不利な要因の影響を克服し、黒龍江省内の経済指標と比べても安定的な傾向を維持している。我々は新しい時代のジャムスの発展のための重要な機会を共有するすべての友人と協力することを楽しみにしている。
 

ジャムス市商務経済合作局・谷鉄峰副局長

谷鉄峰副局長
谷鉄峰副局長
「ジャムス市ビジネス環境の紹介」
 
●ジャムスは、北東アジアの中心地、黒龍江省の東部に位置し、黒龍江、松花江、ウスリー川の沖積に形成された三江平原の後背地。中国東北の東北、中国大陸で最も早く日の出を迎える地であり、「中国の極東」「ホジェン族の郷」「中国の穀倉地帯」「生態の楽園」はジャムスのまばゆい代名詞である。
 
●ジャムス市の代表的資源を5つ紹介したい。
●第1に、ジャムスの対外開放の推進。中国の「一帯一路」と「中国・モンゴル・ロシア経済回廊」の重要な要衝都市であり、日本との接続と発展協力のためのユニークな地理的位置と人的環境を有す。
●第2に、無限の生態景観。原始的な生態環境と生物多様性が最も損なわれていない地域であり、大きな森林、湿地、河川が組み合わさって、幻想的で美しい北方景観を形成。
●第3に、色とりどりの民族を育む青い川の水。ジャムスは中国六小民族の一つであるホジェン族の発祥地であり、主要居住地でもある。
●第4に、黄金色の現代農業。ジャムスは商業穀物の国家重要拠点であり、グリーン農業の国家モデル都市である。3000万ムーの肥沃な土地、250億斤の穀物生産能力、5000万トンの穀物貯蔵能力を有す。2022年4月19日、黒龍江省ジャムス国家農業ハイテク産業模範区が中国の9つの農業区の1つとして批准され、農業のさらなる発展が期待されている。
●第5に、幻想的で壮観な北方氷雪観光資源。独特な氷雪資源は時として玉菊が咲いたように、また時として雪蓮の霧を楽しむことができる。
 
●近年、文化観光産業の質の高い発展を促進するために、投資を重要手段と捉え、市の文化観光資源を深く掘り下げ、投資プロジェクトを計画している。
 
●本日紹介したいプロジェクトは4つ。
(1) 黒瞎子島東湖風景区建設プロジェクト。黒瞎子島は中露国際合作モデル区に隣接する。総投資額は3億元で、工期3年。
(2) ホジェン族特性村落開発プロジェクト。特別宿泊区、原始狩猟区、文化展示館など。総投資額は1.8億元、工期2年。
(3) 湯原県大亮子河総合プロジェクト。湯原県大亮子渓森林公園内に所在し、面積4000ムー、森林健康体験館、野外キャンプ場など。総投資額は3.6億元、工期20カ月。
(4) 松花江レジャー休暇観光プロジェクト。河川沿いの景観を頼りに、ヨットクラブ、ビーチ広場などを建設。総投資額は2.2億元。
 
●日本の企業家を招き、観光協力と経済貿易の新しい成長点を開拓し、発展チャンスを共有しつつ、より良い未来を創造することに期待したい。
 

ジャムス市文化放送・旅游局・王林局長

王林局長
王林局長
「ジャムス市観光プロモーション&ビデオ放映」
 
●本日はジャムスとの協力の利点、可能性、展望を共有し、皆様がジャムスに注目し、その利益を享受することに期待したい。
 
●ジャムスは、地政学的に大きな利点を持つ地方中心都市。中国で最も早く日の出を迎える地で「中国の極東」と呼ばれる。黒龍江省東部の6県の中心に位置し、6県(市)と4区、面積32,500km2、人口216万人を擁する。交通、物流、貿易、教育、健康、文化などの面で、三江平原および黒龍江省東部地域で最大の総合都市。交通・物流、貿易・消費、科学技術イノベーション分野で、企業家との協力関係を築き、近代的な地方中枢都市を共に構築することを望む。
 
●ジャムスは、ユーラシア大陸を結ぶ開放的フロンティア都市。北東アジア経済圏の中心に位置し、7つの国家一級港と33の1000トン以上のバースを持ち、中国で最も外部に開かれた港を持つ都市。今後、中露を結ぶ黒龍江鉄橋の開通により、港湾の総容量は3000万トンとなり、中国国内で唯一、高速道路、鉄道、水路、航空会社の「四位一体」の輸送網でロシアと結ばれることになる。輸入資源の加工、中欧鉄道の物流、越境ECなどにおいて、企業家との協力を強化し、開放的で協力的な都市を共同で築きたい。
 
●ジャムスは農業のモデル都市でありながら、工業的要素も集積。世界三大黒土地帯の一つである三江平原の後背地に位置し、耕地面積は3000万ムー、穀物貯蔵能力は5000万トン、中国の重要な穀物基地であり、建三江農業科学区は国家重点農業区に認定されたばかり。農産物・副産物の加工、家畜・家禽の飼育、コールドチェーン物流、ECプラットフォームなどの分野で、企業家と協力し、共同で中国の全国レベルの現代農業発展モデル区を建設することを希望。
 
●ジャムスは、優れた歴史的貢献のある伝統的な工業都市である。 堅固な産業基盤を持つジャムスは、中国の第一次、第二次五カ年計画期間中の重要な旧工業基地であり、比較的完全な工業経済システムを形成している。 中国資源、龍儀、中国汽車などの大企業が進出している。 現在、市には大量の工業用地のストックがあり、十分な地域電力、豊富な水資源、公園の強力な収容力があります。 農業機械や電気機械などの伝統的な機器製造業の成長において、起業家や友人たちと協力を深め、デジタル経済やバイオ経済の発展において共通の発展を模索し、戦略的な新産業クラスターを共に構築していきたいと考えています。
 
●ジャムスは、住んでよし、訪れてよし、働いてよしの魅力的エコロジー都市。大平原、湿地、森林、河川、雪が、ジャムスの独特な観光景観を作り出し、国家生態モデル都市、国家庭園都市、中国避暑都市、中国最高の生態魅力都市を演出。企業家の友人と協力し、共同で先駆的な生態文明区を建設することを望む。
 
●ジャムスは、ビジネス環境に恵まれた都市。市は経済と社会の発展のためにビジネス環境の最適化を最優先。都市の総合信用ランキングで省内第1位となり、企業を常に「賓客」とみている。あらゆる手段を講じて「知る人ぞ知る」存在として、企業に奉仕することを心がけてきた。今日の活動を通じて、より多くの友人がジャムスを理解することを願う。
 

写真で振り返るジャムス推奨会(発言順)

ジャムス市・閆志剛副市長(司会)
ジャムス市・閆志剛副市長(司会)
日本中華總商会・厳浩理事長
日本中華總商会・厳浩理事長
経済産業省中小企業庁事業環境部財務課・石澤義治総括補佐
経済産業省中小企業庁事業環境部財務課・石澤義治総括補佐
北海道経済産業局総務企画部・宮本隆宏国際課長
北海道経済産業局総務企画部・宮本隆宏国際課長
一般財団法人日中経済協会・伊藤智業務部長
一般財団法人日中経済協会・伊藤智業務部長
全日本空輸株式会社CX推進室・朱金諾常任理事
全日本空輸株式会社CX推進室・朱金諾常任理事
源清田商事株式会社・王秀徳代表取締役
源清田商事株式会社・王秀徳代表取締役
丸紅(北京)商業貿易有限公司インフラプロジェクト部・王鵬威担当部長(兼丸紅(長春)支店長)
丸紅(北京)商業貿易有限公司インフラプロジェクト部・王鵬威担当部長(兼丸紅(長春)支店長)
日本中華總商会・尚捷常務副会長
日本中華總商会・尚捷常務副会長

ご案内

2022/11/18 アジェンダを最新に更新しました。
2022/11/22 終了しました。
 
日本中華總商会より、11月22日「ジャムス市投資貿易観光プロモーション会」の参加案内をいただきましたので掲示します。
 
東京(恵比寿)に会場が設置されますが、Zoomでもご視聴いただけます。
 
日中経済協会は、本会に協力機関として参与いたします。(以下転載)
 

 
 秋風の侯、皆様ご壮健にお過ごしのことと存じます。平素より本会の事業遂行に温かいご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
 
 この度、黒竜江省ジャムス(佳木斯)市政府と日本中華總商会が共同で主催する「ジャムス市投資貿易観光プロモーション会」をオンラインにて開催する運びとなりました。ご関心各位におかれましては、ぜひご参加を賜りますよう、ご案内申し上げます。

 ジャムス市は中国黒竜江省の最東部にあり、アムール川、ウスリー川、松花江が合流する三江平原に位置し、肥沃な土地の恩恵で、農業と食品加工業が盛んな土地柄です。近年豊かな自然資源を活かした観光プロモーションにも注力しています。国境の町であるゆえ、ロシアとの国際貿易が盛んで、日本との経済交流も熱望しています。總商会は2018年、2019年に連続して同市を訪れており、この豊かな大地に当会会員並びに関係日本企業が根を下ろし、事業拡大のきっかけになることを願い、現地政府と検討を重ねてきた結果、今回の投資貿易観光プロモーション会を開催する運びとなりました。

 今回はジャムス市長、経済関係政府部門の責任者にご出席いただき、中日をオンラインで結び、ジャムス市やビジネス環境のご紹介や関係各位の中国における事業展開などについて紹介いただく予定です。

 是非、多数の皆様のご参加を期待いたします。
 
【日時】2022年11月22日(火)14:00~15:30 ※東京時間
【場所】本会事務局(会場)とオンラインのハイブリッド形式
【主催】ジャムス市政府、日本中華總商会
【協力】一般財団法人日中経済協会
【言語】中国語・日本語(同時通訳)
 
■アジェンダ(案)
【開会・挨拶】(東京時間)
14:00~ 双方来賓紹介:ジャムス市・閆志剛副市長(司会)
14:05~ 挨拶:ジャムス市・叢麗市長
14:10~ 挨拶:日本中華總商会・厳浩理事長
14:15~ 来賓挨拶:経済産業省中小企業庁事業環境部財務課・石澤義治総括補佐
14:20~ 来賓挨拶:北海道経済産業局総務企画部・宮本隆宏国際課長
14:25~ 来賓挨拶:一般財団法人日中経済協会・伊藤智業務部長
【ジャムス市環境等の紹介】
14:30~ ジャムス市ビジネス環境の紹介
14:40~ ジャムス市観光プロモーション&ビデオ放映
【講演】
14:50~ 講演1:全日本空輸株式会社CX推進室・朱金諾常任理事
15:00~ 講演2:源清田商事株式会社・王秀徳代表取締役
15:10~ 講演3:丸紅(北京)商業貿易有限公司インフラプロジェクト部・王鵬威担当部長(兼丸紅(長春)支店長)
【総括】
15:20~ 日本中華總商会・尚捷常務副会長
15:25~ ジャムス市・閆志剛副市長

お問い合わせ・お申し込み

【連絡先】 本会事務局:東京都渋谷区恵比寿1-15-1恵比寿パルクビル2F
E-mail:info[at]cccj.jp  ※[at]@に変換ください。
電話:03-5684-7826
 
【会場参加】 会場準備の関係で、上記事務局にメールでご一報ください。
 
【オンライン参加】当日下記URLから直接ご視聴ください。
パスコード(要求された場合):014489
 

 
ご不明な点などは、日中経済協会(担当:澤津)宛てにもご遠慮なくお問い合わせください。
 
E-mail:naoya.sawazu[at]jc-web.or.jp ※[at]@に変換ください。
電話:03-5545-3113

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