【表敬報告】成都服務貿易協会曾秘書長一行
2023/9/19 Upd.
2023年9月19日、成都服務貿易協会の関係者ご一行が来会され、信澤健夫総務部長以下にて歓迎しました。以下、先方からの紹介内容を中心に掲示しますので、成都市の振興産業をご理解いただく一助となれば幸いです。
なお、同協会は成都市商務局傘下の団体として、IT関係やサービスアウトソーシング産業など会員企業が700社程度あり、今般、一部の会員企業を連れて「東京ゲームショウ2023(TGS)」に出展するために訪日したということです。曾秘書長らは、2018年9月にも来会されており、コロナを挟んで久方ぶりの交流となりました。
<来会メンバー>
- 曾芸芸 成都服務貿易協会秘書長
- 張 娟 成都数知遠見科技有限公司商務総監
- 董蘭雲 成都奔牛科技有限公司投資総監
<先方からの紹介概要>
- 今回の訪日は、主に9/21~24に幕張で開催予定の「東京ゲームショウ2023(TGS)」に出展するためであり、ポストコロナでの初リアル開催であり、20社以上の会員企業を引率し参加する予定。同展示会には8年連続で参加してきた。
- 2018年に一度日中経協を表敬訪問したが、本日5年ぶりに訪問できてうれしく思う。今回は展示会の出展がメインとなっており、時間の制限で集英社、コナミと日中経協のみ訪問。来年は余裕をもって、より多くの日本企業と関連団体と交流できるよう事前に準備したい。構想としては、医療健康、従来産業などの分野。双方会員向けに分野別に実務的なマッチング交流を進めていけることを望む。
- 成都服務貿易協会は、2009年設立。活動内容は、会員向けの国際経済貿易交流協力の促進。会員企業は、主に文化、IT、運輸、観光、知財保護、金融・保険等の分野で活躍しているため、様々な分野において交流プラットフォームを構築し、国際交流・協力の機会を提供している。企業業務のほかに、地方政府や国内外の経済団体による海外投資促進や対中投資誘致などの活動も積極的に支援している。
- 日中経協と一部共通会員を持っているかと思う。成都事務所とも良好な協力関係を維持しており、今後は日中経済協会との協力の下、文化、IT、越境EC、物流などの分野でも日本企業と交流と協力を深めていけるよう望む。
- 今回の訪日を通じて、TGS2023への出展のみならず、成都の文化と歴史のPRもできたらと願う。東京で都市の文化符号(成都の場合は、パンダや三国志などの文化)の広報について、日本の経験とノウハウをたくさん学びたい。
- 成都は、「大衆創業、萬衆創新」の提唱に従い、毎年「創新創業大会」(今年で10回目の開催)や、「創意設計ウィーク」(今年で同じく10回目の開催)などのイベントを通じて、若者のイノベーション精神をサポートし、それによって成都全体の活性化につながることを期待している。
- 「中日(成都)地方発展合作示範区」が位置する高新区は、中国5つの知的財産服務輸出基地の1つ。知財保護の取り組みとしては、知財の権利確定、認証、紛争和解、訴訟を含む全産業ブロックチェーンを構築し、市場監督局が主体となり、国際法に基づいて、確実に企業の知財を保護している。
2023成都投資指南(中英両文:23.1MB)
本件お問い合わせ
日中経済協会業務部(担当:金子・澤津)
TEL: 03-5545-3113