武候区 日中都市建設・現代サービス業
参加報告
4月22日、都内にて成都市武候区人民政府が主催する「成都市武候区日中都市建設と現代サービス業開放合作モデル区説明会」が開催されました。当協会は成都市武候区商務局から招待を受け、調査部の横山達也部長代理が出席し日本側来賓者を代表して挨拶を述べました。
説明会では成都市武候区人民政府・景波区長による開会挨拶を述べ、その中で、吉川英治氏の小説『三国志』や横山光輝氏の漫画『三国志』を引き合いに武候区と日本との関係性を文化的側面からもアピールしました。そのほか、成都市武候区商務局・蘭海局長より武候区のビジネス環境や日中協力プロジェクトについて紹介されたほか、日本企業と武候区商務局による協力プロジェクト調印式と「企業誘致協力センター」のプレート除幕式が行われました。
成都市武候区に関する紹介
- 成都市の中心にある区で、世界的に著名な三国文化の聖地である武候祠にちなんだ区名を持つ。
- 2023年のGDPは1,457億元。
- ニューリテール、新EC、新貿易、外食産業、展示会 といった5つの分野における現代商業貿易産業に注力。
- 日中両国間の新たな協力の創出に向け、「一品、一館、二区、八示範」の展開に取り組む。
- 一区:武候祠をはじめとする三国文化を活かし、文化的ブランドを創出する。
- 一館:中日会館(旧「広島・四川中日友好会館」)を拠点とした日系企業、団体や日本関連産業が集まる街づくり注力。
- 二区:①日中都市連携モデル園区の立ち上げ ②玉林東路商業街における日本風の街づくり
- 八示範:①地産地消型ビジネス ②文化とスポーツの融合 ③観光業従事者の人的・文化的育成交流 ④医療美容と健康分野の交流 ⑤音楽文化活動 ⑥自動車産業のスマート化 ⑦先進的街づくり ⑧介護・養老分野の連携、以上8つのテーマにおける日中協力のモデルケース創出を推進。
説明会の様子
本件お問い合わせ
日中経済協会 業務部(担当:上原)
TEL: 03-5545-3113
takeyuki.uehara[at]jc-web.or.jp ※[at]は@に変換ください。