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10日、国家統計局は6月の生産者物価指数（PPI）を発表した。

 

 

＜以下、主要ポイント（国家統計局）＞

 

・国際コモディティ商品価格の変動や、国内の一部工業品市場の需要不足の影響で、全国PPIの前月比は下落したが、前年同月比の下落幅は前月に引き続き縮小した。

・生活財価格は前月と同じく0.1％下落した。

・夏の電力消費ピークをひかえ、季節的な要因から石炭の需要は増加し、石炭採掘および選炭・洗炭業の価格は上昇した。

・セメント企業は生産量を調整し、新たな国家標準の実施後にコスト支援が強化されたことで、セメント製造価格は上昇した。

・供給の逼迫により非鉄金属精錬および圧延加工業の価格は上昇し、そのうち鉛精錬、アルミ精錬、銅精錬の価格もそれぞれ上昇した。

・国際的な原油価格の下落により、国内の石油・天然ガス採掘業の価格は下落した。

・前期の在庫補充需要が一段落し、高温・多雨が建設作業に影響を与え、鋼材の需要が減少したことで、黒色金属精錬および圧延加工業の価格は下落した。

・装備製造業のうち、リチウムイオン電池製造、新エネ車製造の価格が下落した。

・消費財製造業のうち、文化・教育・美術・スポーツおよびレジャー用品製造業、食品加工業、家具製造業の価格は上昇した。

・電気・熱の生産・供給業、ガス生産・供給業の価格は下落した。