【表敬報告】塩城市唐敬副市長一行
【表敬報告】塩城市唐敬副市長一行
塩城市唐敬副市長を団長とする一行が8月8日~11日、関係日本経済団体・企業との交流強化を目的に来日し、当会表敬に際して高見澤理事以下で歓迎した。
塩城市の戦略的産業構造等の優位性や、良好なビジネス環境、生態環境についてご紹介いただいたほか、今後新エネルギー等の分野における日本企業との経済貿易協力の可能性についても意見を交わした。
◆来訪者名簿:
唐 敬 塩城市人民政府副市長
顧明東 塩城経済技術開発区管理委員会主任
程 穎 塩城経済技術開発区総合保税区主任
蒋春雷 塩城市外事弁公室企業誘致センター長
左一明 塩城市人民政府秘書三処処長
金遠程 塩城経済技術開発区企業誘致処処長
尹智慧 塩城市国際交流センター日本語翻訳
卞圓圓 塩城経済技術開発区対日経済貿易代表
李 雍 株式会社LOHUAつくば研究センター代表取締役
塩城市唐敬副市長発言要旨
塩城市概況:
江蘇省13市の一つ、省内沿海地域の中部に位置している。人口は約800万人、陸地面積は16900㎢、海域面積は18900㎢、海岸線は582㎞で、省内では土地面積が一番広く、海岸線が一番長い市であり、長江デルタ地域において、潜在力のある予備土地資源を一番多く持っている。
塩城市の優位性:
①地理的優位性:
長江デルタの中心部に位置しており、5つの対外開放一類口岸を持ち、鉄道、水路、航空の総合的交通網を有している。交通の便が良く、北京への直行便が3本あり、上海、南京へは高速鉄道で2時間以内に移動可能。
②生態環境の優位性:
国際湿地都市として知られており、黄海湿地は世界自然遺産に登録され、シフゾウ、タンチョウの2つの自然保護区を有し、大気の質が全国トップ10入り。
③総合的エネルギーの優位性:
予備建設用地の面積は全国トップ3入り、風力発電、太陽光、バイオマス等新エネ発電の設備容量は全国の1/5以上を占めている。長江デルタ地域初の1000万キロワット級新エネ発電都市。
④戦略的新興産業の優位性:
新エネ車及びコア部品、新エネルギー、次世代情報産業、新材料、ヘルスケアなどの新興産業および海洋経済、デジタル経済などの未来産業を積極的に配置し、「5+2」の戦略的新興産業協同発展体系の構築を加速している。2023年度GDPは省内8位、全国38位(327市中)。
⑤対外開放の優位性:
大阪、神戸、博多への直行船便を開通し、大阪への貨物便を復活させるなど、対日経済貿易交流を強化している。
今後の事業計画:
①9月9日(月)「塩城市2024経済貿易説明会」(@ホテルニューオータニ東京)開催予定。
②11月8日(金)「第6回中韓貿易投資博覧会」(@塩城市)開催予定。
協会と会員企業の参加を期待。
*②は中韓企業に限定せず、日本を含む外資系企業は大歓迎。
環境分野での協力について:
環境分野特に水処理とろ過膜分野において日本企業は優れた技術力と製品を有し、中国市場の開拓にあたり、今後中国企業との協力チャンスが大いにあり、企業と企業(点対点)のマッチングを推進していきたい。
本件お問い合わせ
日中経済協会業務部(担当:金子)
TEL: 03-5545-3113
E-mail: mino.kaneko[at]jc-web.or.jp ※[at]は@に変換ください。