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【参加報告】「JENESYS2024」日本青年研究者訪中団(9/8~14・北京、鄭州、登封)

2024/09/20 Upd.

 

 中国社会科学院の招待により、外務省が推進する「JENESYS2024」の一環として、24年9月8日(日)~14日(土)の日程で(公財)日中友好会館が「JENESYS2024」日本青年研究者訪中団を派遣しました。本訪中団は日本の大学・研究機関等に所属する青年研究者を派遣するもので、2019年度、23年度に続く3度目の実施となります。参加者16名のうち、当協会調査部より2名が参加いたしました。

 
 本次訪中団の活動テーマである「地域活性化」を主軸として、前半は北京市、後半は河南省鄭州市・登封市(鄭州市の中にある県級市)を訪問しました。
 
 前半の北京日程では、外交部や共産党中央対外連絡部を訪問し、中国の外交政策や日中関係・協力について交流や相互発表、質疑応答を行ったほか、在中国日本国大使館においては中国情勢や日中関係に関するブリーフを受け、関連内容における意見交換を行いました。また、23年にオープンした中国歴史研究院考古博物館の参観にて中国の考古学に関する知見を深めたほか、中国社会科学院日本研究所主催の夕食会や日中青年研究者座談会において、主に少子高齢化、コンテンツ産業、第三国市場協力などの観点から中国側研究者及び関係者との忌憚ない交流を実施しました。
 
 後半の河南省鄭州市では、アプリによる社区の住民参加型スマート行政サービスを提供・運営する「金水区杜嶺街道商圏党群服務中心」や、観光・ブランド野菜栽培と高齢者支援などを兼ねたモデル農村である「恵済区孫荘村」を視察したほか、博物館や商会、児童福祉院や政務サービスセンターなどの鄭州市内の各施設を見学しました。また、鄭州市主催の夕食会では、鄭州市より同市の経済概況の紹介に加え、日本企業からの投資誘致協力への呼びかけがありました。その後、登封市では嵩山少林寺への訪問や、武術学校や関連公演を見学し、当地の伝統文化である武術・芸術へ直接触れることが出来ました。
 
 今回の訪中を通じ、日中青年研究者間の地域協力と相互理解について、今後より一層の深化が期待されるところです。

訪中の様子

   社会科学院主催夕食会
日中青年研究者座談会
鄭州市主催夕食会

本件お問い合わせ

   
 一般財団法人日中経済協会調査部(担当:宮奥、平槇)
 TEL: 03-5545-3112
 E-mail: shunsuke.miyaoku[at] jc-web.or.jp、sayaka.hiramaki[at] jc-web.or.jp

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