【開催報告】「上海への投資、未来の共有」海外編IN日本・東京(11/15・東京)
開催報告
この度、上海市人民政府の華源(か・げん)副市長が来日して東京で標記交流イベントを開催いたしました。日中経済協会はこのイベントに後援機関として参加し、当時は理事長の佐々木伸彦が挨拶を行いました。
当日は150名の参加者が会場に参集し、上海市側のプレゼンテーションのほか、現地に進出する日本企業が講演を行いました。本イベントの最後には中国(上海)自由貿易試験区臨港新片区が日本企業らと覚書に調印しました。
ー記ー
日時:2024年11月15日(金)14:15~15:30
会場:ザ・プリンスパークタワー東京(地下2階 ボールルームG)
主催:上海市人民政府
協力:臨港新片区管理委員会、上海市商務委員会
支持:中智経済技術合作股份有限公司
後援:一般財団法人日中経済協会
独立行政法人日本貿易振興機構
上海商工クラブ
株式会社日経BP
次第:※150名規模※
司会:上海市商務委員会 副主任 何冬賓
一、来賓挨拶
中国駐日本国大使館 公使 施泳
一般財団法人日中経済協会 理事長 佐々木伸彦
独立行政法人日本貿易振興機構 理事 高島大浩
二、基調講演
上海市人民政府 副市長 華源
三、企業講演
キヤノン株式会社 副社長執行役員 小澤秀樹
四、テーマ別PR
中国(上海)自由貿易試験区臨港新片区 楊正偉
株式会社みずほ銀行 執行役員 中国営業推進部部長 丸木 健太郎
中智経済技術合作股份有限公司 董事、総経理 単為民
五、調印式
➀みずほ銀行、みずほ銀行(中国)と臨港新片区
②三菱UFJ銀行と臨港新片区、中国交通銀行東京支店
交流の記録(発言関連)
華源副市長発言のポイント
<日本経済との関わり>
・日本は上海にとって5番目の輸出市場、3番目の輸入相手国、3番目の投資元国。
・現地法人を設立した日本企業は累計6500社以上。
・日本の上海に対する実質投資額は累計250億ドル。
<両新政策>
・中央政府が「両新政策(大規模設備更新と消費財の下取り)※」を推進。
・上海はこの政策を実行する(中央政府に届け出を出す)中で、外国企業が20%を占め、自動車、家電、家具
・日本は上海にとって5番目の輸出市場、3番目の輸入相手国、3番目の投資元国。
・現地法人を設立した日本企業は累計6500社以上。
・日本の上海に対する実質投資額は累計250億ドル。
<両新政策>
・中央政府が「両新政策(大規模設備更新と消費財の下取り)※」を推進。
・上海はこの政策を実行する(中央政府に届け出を出す)中で、外国企業が20%を占め、自動車、家電、家具
などの企業がその恩恵を享受。
※国が3000億元前後の特別国債を発行して以下2点に取り組む。
※国が3000億元前後の特別国債を発行して以下2点に取り組む。
➀企業の工業、環境インフラ、交通運輸、教育、文化観光、医療、エネルギー、電力等の分野に関する設備、
重点産業の省エネ、炭素排出削減および設備の改造(より安全なものに買い替え)に当てる。
②消費者が乗用車、家電、電動自転車の買い替えや住宅リフォームなどを後押しして生活水準を向上させる。
<投資する魅力>
・中央政府が製造業の参入障壁を取り除き、さらにサービス業についてもその取り組みを推進する中、上海市は
②消費者が乗用車、家電、電動自転車の買い替えや住宅リフォームなどを後押しして生活水準を向上させる。
<投資する魅力>
・中央政府が製造業の参入障壁を取り除き、さらにサービス業についてもその取り組みを推進する中、上海市は
「国家サービス業の拡大開放試験都市」のひとつとして、100%外資系の病院設立を試験的に開始し、すでに
永遠幸グループの病院が進出。
・昨年の一人当たりGDPが2.7万ドルと消費の潜在力が大きく、社会消費財小売販売額は都市別で全国トップ。
・昨年の一人当たりGDPが2.7万ドルと消費の潜在力が大きく、社会消費財小売販売額は都市別で全国トップ。
さらに文化・観光、教育、ヘルスケア等のサービス効率に対する需要が大きい(需要の高度化)。
・外国人投資家に対して全方位のサービスを提供。3.3万社の重点企業に対して5000名以上の専門職員が対応
・外国人投資家に対して全方位のサービスを提供。3.3万社の重点企業に対して5000名以上の専門職員が対応
しているほか、政府の透明度や電子行政浸透等の指数も世界トップクラス。
<今後の重点産業>
今後は➀バイオ製薬、②自動車・設備製造、③デジタル経済、④金融、⑤省エネルギー・環境保護、⑥新型消費(デジタル消費・ サービス消費など)、⑦高成長分野(インキュベーターやアクセラレーターなど)、⑧不動産―の8分野を重点産業と位置付けて 取り組みを強化。
<今後の重点産業>
今後は➀バイオ製薬、②自動車・設備製造、③デジタル経済、④金融、⑤省エネルギー・環境保護、⑥新型消費(デジタル消費・ サービス消費など)、⑦高成長分野(インキュベーターやアクセラレーターなど)、⑧不動産―の8分野を重点産業と位置付けて 取り組みを強化。
本件お問い合わせ先
<本件に関する協会担当者>
業務部 山田
電 話:03-5545-3113
メール: taira.yamada[at]jc-web.or.jp
※[at]は@に変換ください。