【参加報告】山東省政府駐日本貿代表処設立20周年「山東一日本経済貿易合作交流会」(12/17・東京)
式次第
沈瑜婷首席代表 基調講演「山東省の現況紹介」
- 山東省は人口大省。全国唯一の常住人口、戸籍人口共に1億人を超える省であり、市場規模と消費潜在力は巨大。
- 山東省は文化大省。孔子の生誕地であり、儒家思想の発源地で、「孔孟の郷、礼儀の邦」と称されている。
- 山東省は工業大省。全国で唯一、全41大工業分野を有する省であり、2023年には一定規模以上の工業付加価値が7.1%増加。
- 山東省は交通大省。高速鉄道の運行距離は全国第1位であり、高速道路の総延長は8,600kmを超え、沿海港の貨物取扱量は全国第1位。
- 山東省は開放大省。167箇所の省級以上の開発区を保有し、モデル区、自由貿易試験区、総合保税区、済南新旧エネルギー転換スタート区といった国家級の開放プラットフォームが重層的に拡張されている。2023年全省の貿易進出口額は3.3兆元に達し、増加率は1.7%、実際の外資使用額は175.3億ドルで全国の11%、規模は全国第6位と第5位を占めている。
中国共産党第20回三中全会では、さらなる全面深化改革、中国式現代化を推進する決定を採択した。中国はさらに高度な対外開放の体制とメカニズムを整備し、対外貿易体制改革を深化させ、外国の投資と外資管理体制を深化させ、制度型開放を着実に推進し、中国の対外開放の門戸をますます広げていく。
今年11月には中日両国の首脳が会談し、中日戦略的互恵関係を全面的に推進するために共同の努力をすることで合意した。中国は11月30日より2025年末まで日本からの短期入国に対するビザ免除政策を発表し、ビザ免除の滞在期間を30日に延長。これらはさらなる協力の機会をもたらすだろう。
山東省は主要大省として、全国の発展の大局において重要な役割を果たし、「新たな高度な開放地の構築」「さらなる改革の深化と高度な開放推進」を先導していく必要がある。
日本は山東省の重要な経済貿易パートナーであり、山東省は日本との経済貿易協力を非常に重視している。代表処設立から20年間、対日輸出入額は2004年の107.4億元から2023年の1,874億元に増加した。
20年間で累計約100億ドルの日本資本が投入され、山東省には1,600余りの日本企業が進出している。住友商事、三菱グループ、日立グループ、伊藤忠商事、RSテクノロジーズ、ヤンマーなどの企業が山東省に投資して素晴らしい成長を遂げている。また、日本能率協会・中村正己会長をはじめとする9名の著名な専門家が山東省政府の経済顧問として、山東省の発展に助言を寄せている。
私たちは青島で5回にわたって「多国籍企業リーダーサミット」を開催し、日本企業も積極的に参加している。今年8月に開催された第5回サミットには、33社の日本企業から55名のゲストが参加し、非常に大規模でハイレベルの会合となった。また、「対話山東:日本―山東産業協力交流会」も5回連続で開催し、重点協力プロジェクトを創成してきた。大阪で26回にわたって開催されてきた「山東輸出商品展覧会」は貿易協力を促進し、物品貿易からサービス貿易へと拡大している。「好客山東、好品山東」は山東省の新しい名刺となっている。
次のステップとして、私たちは日本との経済貿易の交流と協力をさらに強化したいと考えている。
今年11月には中日両国の首脳が会談し、中日戦略的互恵関係を全面的に推進するために共同の努力をすることで合意した。中国は11月30日より2025年末まで日本からの短期入国に対するビザ免除政策を発表し、ビザ免除の滞在期間を30日に延長。これらはさらなる協力の機会をもたらすだろう。
山東省は主要大省として、全国の発展の大局において重要な役割を果たし、「新たな高度な開放地の構築」「さらなる改革の深化と高度な開放推進」を先導していく必要がある。
日本は山東省の重要な経済貿易パートナーであり、山東省は日本との経済貿易協力を非常に重視している。代表処設立から20年間、対日輸出入額は2004年の107.4億元から2023年の1,874億元に増加した。
20年間で累計約100億ドルの日本資本が投入され、山東省には1,600余りの日本企業が進出している。住友商事、三菱グループ、日立グループ、伊藤忠商事、RSテクノロジーズ、ヤンマーなどの企業が山東省に投資して素晴らしい成長を遂げている。また、日本能率協会・中村正己会長をはじめとする9名の著名な専門家が山東省政府の経済顧問として、山東省の発展に助言を寄せている。
私たちは青島で5回にわたって「多国籍企業リーダーサミット」を開催し、日本企業も積極的に参加している。今年8月に開催された第5回サミットには、33社の日本企業から55名のゲストが参加し、非常に大規模でハイレベルの会合となった。また、「対話山東:日本―山東産業協力交流会」も5回連続で開催し、重点協力プロジェクトを創成してきた。大阪で26回にわたって開催されてきた「山東輸出商品展覧会」は貿易協力を促進し、物品貿易からサービス貿易へと拡大している。「好客山東、好品山東」は山東省の新しい名刺となっている。
次のステップとして、私たちは日本との経済貿易の交流と協力をさらに強化したいと考えている。
- 貿易協力の深化。互いの優位性を補完し、電子情報、グリーン低炭素、省エネ・環境、繊維・服飾、農產品および越境ECなどの分野で協力を強化し、企業が双方の重要な展覧会に参加することを支援し、貿易規模の拡大を図る。
- 投資協力の強化。私たちは市場化、法制化、国際化、のビジネス環境を引き続き整備し、既に山東に投資している企業の増資発展を歓迎し、興味のある企業に山東を訪問いただき、産業チェーンとサプライ・チェーンの拡大を支援し、双方向の投資協力を推進する。
- 科学技術と人材交流の拡大。既存の科学技術と人材交流プラットフォームを活用し、双方の大学、研究機関、開発機関が実務的な協力を行うことを促進し、英知を結集したい。
現在、山東省は2025年の重点経済貿易活動を計画しており、来年3月には大阪で「第27回中国山東輸出商品展覧会及び山東文化貿易展覧会」を開催、6月中旬には山東省で「第6回多国籍企業リーダー青島サミット」を開催、9月には山東省で「第4回儒商大会」を開催する予定。皆様のご参加を歓迎するとともに、山東への理解を深め、山東と共に発展することを楽しみにしている。
また、山東省政府駐日本経済貿易代表処と省内の各都市の駐日代表処は、皆様の友人となり、共に手を携え、共に歩んでいくことを願っている。橋渡し役としての役割を果たし、山東と日本の経済貿易リソースを積極的に連携させることを喜んでお引き受けしたい。双方の企業、特に日本企業と機関の山東省での発展に対して質の高いサービスを提供し、連絡と調整をしっかりと行う。
最後に、山東に注目いただき、支援し、投資していただけるようお願いしたい。新しい年への出発点に立ち、双方が共に進み、経済貿易協力の新たな未来を切り拓きたい。
また、山東省政府駐日本経済貿易代表処と省内の各都市の駐日代表処は、皆様の友人となり、共に手を携え、共に歩んでいくことを願っている。橋渡し役としての役割を果たし、山東と日本の経済貿易リソースを積極的に連携させることを喜んでお引き受けしたい。双方の企業、特に日本企業と機関の山東省での発展に対して質の高いサービスを提供し、連絡と調整をしっかりと行う。
最後に、山東に注目いただき、支援し、投資していただけるようお願いしたい。新しい年への出発点に立ち、双方が共に進み、経済貿易協力の新たな未来を切り拓きたい。
山東省内各都市等プロモーション
陳賛・青島工商センター(日本)首席代表
青島工商センター(日本)発言スライド (2024-12-17 ・ 5840KB) |
孫澤敏・山東煙台市駐日本経済合作センター代表
山東煙台市駐日本経済合作センター発言スライド (2024-12-18 ・ 11401KB) |
張益彬・山東威海市駐日代表処首席代表
山東威海市駐日代表処発言スライド (2024-12-18 ・ 6452KB) |
高立仁・山東日照市駐日代表処首席代表
山東日照市駐日代表処発言スライド (2024-12-18 ・ 10289KB) |
山東日照市駐日代表処紹介資料 (2024-12-18 ・ 499KB) |
本件お問い合わせ
日中経済協会業務部(担当:澤津・金子 )
TEL: 03-5545-3113
naoya.sawazu[at]jc-web.or.jp ※[at]は@に変換ください。