本文へ移動
一般財団法人日中経済協会
〒106-0032
東京都港区六本木1-8-7
MFPR六本木麻布台ビル6階
TEL:03-5545-3111(代表)
FAX:03-5545-3117

【動画配信】生成AIの世界最新状況 by 那小川・Trasn-N社長(2024年度第7回賛助会員セミナーより)

2025/03/18掲載

2024年度第7回の賛助会員セミナー(2025年3月18日開催)では、Trasn-N株式会社・那小川社長を講師にお迎えし、群雄割拠の様相を呈する米中日欧を中心とした最新の生成AI技術の仕組みから開発企業動向、資金調達、将来予想、ベンチマークなどを解説していただきました。

本セミナーでは、講師からのご厚意により、録画のオンデマンド配信(YouTube)ならびにPowerPoint資料を公開いたします。

賛助会員各位におかれましては、生成AIをめぐる中国ならびに世界の最新情報をアップデートする機会として、是非参考にしていただけますと幸いです。



【講師経歴】那 小川(Harry NA) Trasn-N株式会社代表取締役社長
ローランド・ベルガー、China Renaissance等で戦略コンサル・ベンチャー投資を経験、また、Roadstar.ai、Corage.aiと2度の自動運転ビジネスの起業も経験。昨年4月、AIコンサル・Trans-Nを創業。東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程修了。

オンデマンド配信(Youtube)〔講演70分/質疑20分〕

質問セッション(Youtube動画の01:10:00あたりから)

  1. 中国製造業のAIの活用は今後どうなると見通しますか?
  2. 半導体で米国の規制を受ける中国では、AIの発展はどこまで米国と対抗ができるのでしょうか?
  3. SLM小規模言語モデルの今後はどうなりますか?
  4. 今後は中国で最先端半導体を使用する必要がなくなると思います。米国はレガシー半導体も規制をかけると予想されます。また、米中貿易摩擦で中国が優位に立つため、米国の規制がさらに厳しくなると予想しますが、どう思われますか?
  5. DeepSeekが演算コストの大幅な低減を実現したことはよく理解できました。一方で、今後、AIの発展によって半導体の性能要求も向上するものと思いますが、この観点から、今後、米中の半導体技術の格差が生成AIの進化にどのような影響があると考えられるでしょうか?
  6. 生成AIの米中競争の観点で、半導体以外で行方を左右し得る要素は何が挙げられるでしょうか?また、その要素における米中の状況を教えてください。
  7. AIへの遅れは、国の安全保障の問題にもつながってくるのではないかと感じました。このあたりで何かお考えがあればご意見をお伺いしたいです。
  8. LLMを利用した自動運転が話題となっております。今後の自動運転とAIの発展について教えてください。
  9. 実際の企業の現場の業務改善に生成AIを使用し、特に有効と思われた事例があればご紹介ください。
  10. AGI2040年に到来した際、保険会社の99%の社員はいらないという話がありましたが、そうなると、多くの社員はどうなるのでしょうか?また、この事態に企業は今からどのように対応したらよいのでしょうか?
  11. 米国にとって留学生を含む中国出身の優秀なAI専門家の囲い込みが重要になってくると思いますが、彼らは米国内に留まろうとするのか、あるいは中国に戻って活躍する道を選ぶのか、どちらの傾向が強まりますか?
  12. 日本人・日本企業は第一次産業革命から第三次産業革命までは有形物を取り扱うのが得意だったと思われます、しかしAIデジタルのような無形物でもってことを想像するといった取り組みは不得意、関心が持てないといった感じがしています。この原因要因は何だと思われますか?想像力が不足しているためでしょうか?学校教育の企業研修などの人材育成制度に問題が課題があると思いますが。

資料ダウンロード

生成AIの世界最新状況

(2025-03-18 ・ 8652KB)

 以下のPowerPointのPDF一括ダウンロードは ↑↑↑こちら↑↑↑  です。
生成AIの世界最新状況
Agenda - 技術の最前線
現在のLLM能力ランキング
LLM闘技場(LLMSYS)の仕組み
現在最強のLLMの能力
MMLUの問題サンプル
MATHの問題サンプル
GPQAの問題サンプル
生成型AIは、計算力、パラメータ数(ネットワークの大きさ)と学習データ量の3つの要素が必要、それぞれ性能に対数関数的に影響
Scaling lawの継続には、パラメータ数の増加に応じた電力消費と半導体消費が甚大な課題となり、半導体革命がAGI実現に向けた次なる目標
現在、最新の論文では、プラトンが言った「原型の世界」の存在を示唆しており、あらゆる生成AIモデルは、同じ終点に向かっているように見えた
テスラが一番早く、今年から自動運転業界も一気に生成型AIによるEnd-To-Endモデルに切り替えていっている
AGIはいつ来るか、長期的な予測は立てにくいが、特異点の提唱者の言葉を信じるなら、2045より早く来ると想定しても良いだろう
今後3-5年を見据えて、今から最速で自社排他的データを蓄積する仕組みを作り、生成AI応用で、競争力と生産性が飛躍的に向上
足元では、世の中の大企業は以下のように生成AIによるソリューション導入と予測
しかし、AGIが来たとしても、企業が持つ自社ノウハウ・非公開データは代えがたい価値があり、唯一の差別化要素とも言える
Agenda - 米国の状況
O1の誕生
O1能力の仕組み
米国の主要LLMメーカー現状
OpenAIの資金調達
OpenAIの人員変動
米国のLLMメーカー将来予想
Agenda - 中国の状況
中国のLLMメーカー現状
中国のLLMメーカーの消費者向け市場現状
中国のユニコーン企業LLMメーカー現状
Tencent Hunyuanのモデル性能
MiniCPMのモデル性能
Minimaxのモデル性能
Kimiのモデル性能
中国のOSS VS CSS
中国のオープンソースAI企業-Dify
中国のオープンソースAI企業-Qwen(Alibaba)
中国のオープンソースAI企業-Deepseek
Deepseekがリリースした2つのモデル
Deepseekの最強モデル性能
DeepseekのOSS貢献
OpenAIが隠し持っていた秘密について
(ご参考)System 1 VS System 2 Thinking
(ご参考)2023年11月のOpenai取締役会事件
Deepseekが意味するもの
OSS企業がOSSを選んだ理由について
OSSの機能性推移
生成AIのOSS対CSS競争状況
Agenda - 日・欧の状況
日本のLLMメーカー現状
Sakana.aiの概要
Sakana.aiの資金調達
Sakana.aiの野望
孫正義の視点
NIIが開発中の日本最大級LLM
欧州企業LLMメーカー現状
フランス政府主導のやつ
日本が産業革命にうまく乗ってきたが、これからが課題
最新の世界LLMランキング
米中日欧のLLMエコシステム比較
Alphabetの元CEOのコメント
既存の業界応用と成熟度分析(1/3)
既存の業界応用と成熟度分析(2/3)
既存の業界応用と成熟度分析(3/3)
DigitalTransformation For Nippon

本件お問い合わせ

日中経済協会業務部(担当:澤津・上原)
 TEL: 03-5545-3113
 naoya.sawazu[at]jc-web.or.jp
 takeyuki.uehara[at]jc-web.or.jp ※[at]は@に変換ください。
TOPへ戻る