【表敬報告】中国国際貿易促進委員会長春市分会・陳徳智会長一行

2025年3月24日、中国国際貿易促進委員会長春市分会(長春市貿促会)の陳徳智会長一行が日本の最新医療機器事情と介護関連の視察・交流、また「長春国際医薬健康産業博覧会(健康博)」への参加誘致活動を目的に来会し、髙見澤学理事以下で歓迎しました。
特に今年9月に開催される「第2回健康博」については、日本企業の参加招請と開催概要の紹介を受けましたので、関連情報を掲示します。
特に今年9月に開催される「第2回健康博」については、日本企業の参加招請と開催概要の紹介を受けましたので、関連情報を掲示します。
<来会メンバー>
- 陳 徳智 中国国際貿易促進委員会長春市分会 会長
- 李 碩 長春市人民政府外事弁公室 日本部四級調査研究員
- 孫 淑玲 吉林省瑞迪斯諾科技有限公司 総経理(診断試薬、検査試薬)
- 張 靖 長春晶遠国際会展集団有限公司 董事長(展覧会運営、養老サービス)
- 高 原 吉林省衆駆医療科技有限公司 副総経理(高温療法機器、リハビリテーション機器)
- 郭 会 吉林省衆駆医療科技有限公司 営業マネージャー
- 杉田定大 NPO法人日中医学交流センター
- 張 漢園 NPO法人日中医学交流センター
- 北村愛子 NPO法人日中医学交流センター
陳徳智会長からの紹介内容

- 長春市貿促会は1990年に設立され、市内各区に7つの分会を持ち、長春市の対外経済発展と企業の対外進出を支援している。これまでに「中国-北東アジア博覧会」や「中国長春国際モーターショー」、「長春国際医薬健康産業博覧会 (健康博)」といった国家級および省級の大規模イベントを開催してきた。
- 今年は大阪・関西万博において「長春デー」を設ける予定であり、北東アジア博にも同様の内容を準備している。長春市政府は対外開放に力を入れており、特に日本をはじめとする北東アジアとの関係を発展させ、ヘルスケア分野での協力を強化したいと考えている。
- 長春市は吉林省の省都であり、製造業が盛んである。昨年のGRPは7,632億元で前年比4.8%成長した。自動車と農業が従来の主要産業とされているが、最近ではバイオ医薬、光電子、新素材などの新産業育成に注力している。具体的な発展目標として「未来科学都市」および「バリュー製薬都市」を掲げている。
- 戦略的な新興産業として特にバイオ医薬産業の育成を重視しており、この分野の生産額はすでに1,000億元を超えている。バイオ医薬産業クラスターの構築に向け、「健康博」をさらなる発展のプラットフォームとしている。
- 昨年12月に開催された第1回健康博は、会場規模5万m2を超え、648社が参加した。参加企業のうち64.3%は外資系であり、フォーチュン500企業が199社参加した。今年9月下旬に予定している第2回健康博も盛大に行われる予定である。特に日本パビリオンや日本デーの実施を希望しており、この機会を活かして漢方薬産業や長春市と吉林市の朝鮮人参産業の振興も図りたいと考えている。
- 本日の訪日については、具体的なニーズを持つ企業を連れており、ハード・ソフト面での全面的なマッチング交流を行いたいと考えている。ヘルスケア産業を重点としつつ、自動車やハイエンド設備分野での既存の協力関係も継続する。長春市は906万人の人口を抱えているが、高齢化が進んでおり、シルバー経済の発展潜在力が大きい。今回、日本企業に対して引き続き良好なビジネス環境を提供し、Win-Winの協力関係を続けたいと願っている。
「長春国際医薬健康産業博覧会」案内状(英文) (2025-03-24 ・ 2687KB) 上記案内状のPDF一括ダウンロードは ↑ ↑ ↑ こちらです |
【参考】来会企業の紹介
●長春晶遠国際会展集団有限公司
「一体両翼」戦略を積極的に実践しており、展示会プラットフォームを中心に、安全・緊急対策と医薬健康を両翼とし、複数の事業体制を全力で構築し、高品質な発展を目指している。晶遠の事業範囲は、展示会の主催および運営、会場運営、エンジニアリングデザインおよび構築、イベント企画と実行、文化メディアの主会場輸送、機器レンタルなど幅広い一貫した展示会サービスを提供している。クリエイティブなアイデアから実施まで、専門チームと豊富な経験を持って多様な顧客ニーズに応え、展示会の円滑な進行を保障している。今後、晶遠はデジタル化転換を深化させ、スマート展示会プラットフォームを構築し、ブランド価値を高めるとともに、事業の協調的イノベーションを推進する。また、コア能力の強化、リスク管理、グリーン発展の探求にも注力し、伝統的な展示会サービスプロバイダから産業エコシステムのオペレーターへと進化し、中国経済の発展においてより大きな役割を果たすことを目指している。
●吉林省瑞迪斯諾科技有限公司
2019年の設立以来、医療機器の分野において深く専門的な取り組みを続けている。医療健康業界の専門サービスプロバイダとして、当社は医療機関および個人ユーザーに対して、高品質な医療機器、リハビリおよび家庭用医療機器、中医学関連製品、そして使い捨て消耗品のワンストップソリューションを提供。業務は各診療科や地域医療機関に幅広くカバーしており、的確なサービス提供をもって現場の使命を実践している。当社は、威高およびフィリップスの全製品について公式代理資格を保有。威高(整形外科用消耗品、手術器具)とフィリップス(医療画像装置、健康モニタリング製品)の両ブランドの全ラインナップの強みを活かし、プロフェッショナルなサービスチームを構築しており、メーカーの技術リソースと連携して、装置の校正、操作トレーニング、および全周期のメンテナンスサポートを提供する。これにより、基礎医療機関に「製品+技術+サービス」を統合したエンパワーメントシステムを構築し続け、医療リソースの効率的な実現を推進している。
●吉林省衆馳医療科技有限公司
衆馳医療集団に属し、研究開発、生産、および販売を一体化したハイテク企業。企業は、主に3種類の医療機器の研究開発と生産に従事しており、多機能マイクロ波総合治療システム技術の研究開発に注力。産学連携を緊密に行うことで、腫瘍熱療法、リハビリ理学療法、婦人科器具などの分野で多くの技術的なブレークスルーを達成。既に、国家知識産権局から発行された特許証書を50件以上取得しており、コンピュータソフトウェア著作権も40件以上取得している。
「一体両翼」戦略を積極的に実践しており、展示会プラットフォームを中心に、安全・緊急対策と医薬健康を両翼とし、複数の事業体制を全力で構築し、高品質な発展を目指している。晶遠の事業範囲は、展示会の主催および運営、会場運営、エンジニアリングデザインおよび構築、イベント企画と実行、文化メディアの主会場輸送、機器レンタルなど幅広い一貫した展示会サービスを提供している。クリエイティブなアイデアから実施まで、専門チームと豊富な経験を持って多様な顧客ニーズに応え、展示会の円滑な進行を保障している。今後、晶遠はデジタル化転換を深化させ、スマート展示会プラットフォームを構築し、ブランド価値を高めるとともに、事業の協調的イノベーションを推進する。また、コア能力の強化、リスク管理、グリーン発展の探求にも注力し、伝統的な展示会サービスプロバイダから産業エコシステムのオペレーターへと進化し、中国経済の発展においてより大きな役割を果たすことを目指している。
●吉林省瑞迪斯諾科技有限公司
2019年の設立以来、医療機器の分野において深く専門的な取り組みを続けている。医療健康業界の専門サービスプロバイダとして、当社は医療機関および個人ユーザーに対して、高品質な医療機器、リハビリおよび家庭用医療機器、中医学関連製品、そして使い捨て消耗品のワンストップソリューションを提供。業務は各診療科や地域医療機関に幅広くカバーしており、的確なサービス提供をもって現場の使命を実践している。当社は、威高およびフィリップスの全製品について公式代理資格を保有。威高(整形外科用消耗品、手術器具)とフィリップス(医療画像装置、健康モニタリング製品)の両ブランドの全ラインナップの強みを活かし、プロフェッショナルなサービスチームを構築しており、メーカーの技術リソースと連携して、装置の校正、操作トレーニング、および全周期のメンテナンスサポートを提供する。これにより、基礎医療機関に「製品+技術+サービス」を統合したエンパワーメントシステムを構築し続け、医療リソースの効率的な実現を推進している。
●吉林省衆馳医療科技有限公司
衆馳医療集団に属し、研究開発、生産、および販売を一体化したハイテク企業。企業は、主に3種類の医療機器の研究開発と生産に従事しており、多機能マイクロ波総合治療システム技術の研究開発に注力。産学連携を緊密に行うことで、腫瘍熱療法、リハビリ理学療法、婦人科器具などの分野で多くの技術的なブレークスルーを達成。既に、国家知識産権局から発行された特許証書を50件以上取得しており、コンピュータソフトウェア著作権も40件以上取得している。
本件お問い合わせ
日中経済協会業務部(担当:澤津)
TEL: 03-5545-3113
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