【参加報告】中国興安盟—東京観光プロモーション経済貿易商談及び無形文化遺産（文創）製品展示会（4/23・東京）

私の心はまだ非常に興奮している。前回の訪日は2010年11月、その時私は大学で青年活動を担当しており、中日友好青年活動に参加するために来日。その旅は非常に印象深いものだった。あれから15年ぶりに再訪し、日本の発展が目覚ましいことを心から嬉しく思う。

今回の訪日目的は3つ。

(1) 日本の先進的な経験を学ぶこと。興安盟は東北地域の全面的な振興を目指して発展しており、喫緊の発展課題に直面している。農牧業が盛んで、観光地としての興安盟は、日本と類似した条件や資源の恩恵を受けている。また、日本は多くの分野で先進的な技術と成熟した経験を持っている。例えば、日本の米は栽培から加工、ブランドづくりに至るまで専門的かつ精密でレベルが非常に高い。日本の温泉の等級管理、差別化開発、伝統文化の活用などは非常に成功した運営経験であり、今回私たちも阿爾山（アルシャン）市長や関係企業と一緒に視察と学習のためにきた。

(2) 興安盟の宣伝PR。興安盟は内蒙古自治区に所属しており、中国の北東部に所在。総人口142万人、総面積は6万km2、草原、森林、耕地がそれぞれ1/3ずつを占めている。交通は至便で、2つの民間空港と2つの一般空港があり、北京や上海などに直行便が就航。

先程ご覧いただいたプロモーションビデオを通じて、皆さんは興安盟の生き生きとした生態環境、我々の産業発展の繁栄、おもてなしの心が溢れる興安人民の生活をご覧いただき、深い印象を抱かれたかと思う。どれだけ良い言葉もビデオには適わないが、どれだけ良いビデオも実際に現地で感じるには及ばない。皆様を興安盟でお迎えすることをお待ちしている。

ここでいくつかの特色ある製品を紹介したい。まず1つ目は興安盟の米。私たちの米は、袁隆平院士が初めて興安盟の米を食した際、「東北の上流で、素晴らしい米を生産する」と書き記した。2024年に日本で開催された第26回国際米食味品評会で、興安米は食味値で96点の評価を受け、特別優秀賞を受賞した。皆様には是非一度興安米を味わっていただきたい。2つ目はアルシャンの鉱泉水。これは2℃の天然活性鉱泉水で、多くのミネラルと微量元素を豊富に含んでおり、口当たりが甘く柔らか。中国の地理的表示製品でもある。3つ目はアルシャンの温泉です。アルシャンは機能性鉱泉群を有し、異なった温度と機能を持つ温泉が100以上あり、本物の「中国の温泉の郷」。氷雪と温泉の資源を活用し、童話のアルシャン、療癒のアルシャンを積極的につくりあげている。

(3) 協力関係の模索。現代中国は開かれており、興安盟も「開発・開放、改革・革新」の発展理念を掲げている。我々の農牧業、食品産業、新エネルギー産業、文化観光業やシニア経済などの産業は、日本企業、経済団体、商業協会の投資と事業展開を歓迎している。

山盟、水盟、興安盟。皆様のご来訪を改めて招請申し上げたい。これからの6月、7月、8月は興安盟の最も美しい季節。我々の烏蘭毛都草原、アルシャン国家森林公園は皆様を魅了することだろう。また、私たちの1シーズンには緑の山水も氷天雪地も深く美しい中国の伝統文化もあり、皆様を心から歓迎する。