漢中市日中介護健康カンファレンス
「漢中市 日中介護・健康ビジネスカンファレンス2021」開催報告
6月25日、中国陝西省漢中市の国家級漢中経済技術開発区は、当協会の後援、日経BP総合研究所の協力により「漢中市 日中介護・健康ビジネスカンファレンス2021」を上海市で開催しました。漢中市は生薬分野での栽培能力や大手製薬企業も立地する生産力を背景に、現代医薬産業チェーンの構築を積極的に推進しています。一方、商品化や加工能力の面で改善の余地があるとの認識に基づき、同方面で優位性を持つ日本企業との協業にも意欲を見せています。
本イベントでは、漢中市の政府幹部をはじめ日中の企業・団体関係者が健康医療産業の発展および日中連携の重要性に関して講演しました。なお、上海市のメイン会場には約100人が出席し、オンラインでは170人以上が視聴しました。
主催、協力、後援団体
主催:国家級漢中経済技術開発区(中国陝西省漢中市)
協力:日経BP総合研究所
後援:日中経済協会
プログラム
《冒頭挨拶ほか》
◎王浩・漢中市人民政府副市長による挨拶
◎尹月新・漢中経済開発区管理委員会副主任
「中日現代中医薬産業パーク」
《基調講演1》
◎殷志剛・上海市老齢化サービス協会コンサルティング専門家委員会主任
「中国健康医療養老産業の発展傾向及び中日連携のチャンス」
《基調講演2》
◎殷涛・九州通医薬集団ベンチャーキャピタル事業部常務副総経理
「中国におけるヘルスケア投資の魅力と実例紹介」
《特別講演1》
◎仙波君彦・上海津村製薬副総経理
「漢方バリューチェーンの一翼を担う製造について」
《特別講演2》
◎土倉一範・オムロンヘルスケア(中国)副総経理
「オムロンヘルスケア スマート健康エコシステムを構築」
《特別講演3》
◎黄紹軍・上海鋭品投資管理諮詢総経理
「『地域的な包括的経済連携協定(RCEP)』の枠組みにおける中日経済貿易連携の新たなハイライト」
◎田慧玲・漢王薬業チーフエンジニア
「中国の中医薬と日本の漢方薬の相互補完について」