・中国の大規模な市場において、新エネ車の分野は日中韓産業チェーンにチャンスを
もたらす。中国の経済成長に伴い自動車市場も発展し、近年では7年連続で新エネ車
市場が成長している。
・2022年7月には中国における新エネ車販売台数は自動車全体の26.7%となり、全世
界の半分を占めた。また、自動車の部品市場規模は5.7万億元に達する。
・2020年10月に国務院は『新エネルギー自動車産業発展計画』を発表、また14・五
計画では、EVとPHEVの発展に加え、バッテリーの施設や技術、インフラシステム
等にフォーカスし、ICV導入についても示している。
・ICVは、北京、広州、深セン、武漢などで政策が発表され、実証実験が進んでいる。
・江蘇省は新エネ車の生産量が去年同期比で1.8倍増と上回っており、販売量やバッテ
リー生産量も増えている。
・江蘇省への日本、韓国の投資額は大きく、以下2点を日韓の部品企業へ提案。
①中国が準備する新エネ車に関する政策、場所、リソースは大きなチャンス。日韓
協力の利便性あり。②バッテリー、モーター、制御システム、チップ分野で協力・
発展の機会あり。新エネ車は大きなインセンティブ政策を持つので、日韓の優秀な
企業と協力したい。