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【開催報告】深圳市との第2回データバンクマッチング交流会
【開催報告】深圳市との第2回データバンクマッチング交流会
(1月11日 upd.)
2024年1月9日午後、当協会と深圳市駐日経済貿易代表事務所(以下、深圳市駐日事務所)、「一帯一路環境技術交流と移転センター(深圳)」(以下、「一帯一路センター」)との共催による「日中省エネルギー・環境技術データバンク マッチング交流会【第2回・深圳編】」が成功裏に開催されました。
中国側の5社・3団体と日本側5社の合計13社・団体がプレゼンテーションを行い、自社の省エネルギー・環境関連の取り組みや、技術・設備について紹介し、一帯一路センターの現地参加者とオンライン視聴者合わせて約50名が参加しました。
後半セッションでは日中企業間の個別マッチング面談の場が設けられ、自社技術・設備の導入事例やニーズについて活発な交流が行われました。
主催者挨拶(発言概要)
主催者挨拶(発言概要)
日中経済協会・伊藤智業務部部長
●本日は、深圳市と2回目となる「日中省エネルギー・環境技術データバンクマッチング交流会」を開催することができ、大変嬉しく思う。また、深圳市の関係者の皆様のご尽力に心から御礼申し上げる。
●本交流会は、2023年2月の「第16回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」において、日中経済協会の伊澤理事長と覃偉中深圳市長との間で調印された「新エネルギー及び省エネルギー・環境保護分野における経済・貿易交流と協力の促進」に関する覚書に基づいた活動の一環として行われているものであり、日本の省エネ・環境技術等を集約した「日中省エネルギー・環境技術データバンク」を活用し、実務的で機動的な交流に特化している。
●前回10月の開催では、数多くの深圳市の企業からデータバンク掲載企業に対し交流希望をいただいたため、「水処理」「VOC処理技術」に絞って開催したが、今回も深圳市側の企業・団体から多くの交流希望をいただき、2回目の開催に至った。
●今後もより多くの省エネ・環境企業のマッチングチャンス創出のため、深圳市とは本交流会の共催を恒常化させることに努めたいと考えているので、ご期待いただければ幸いである。
一帯一路環境技術交流と移転センター(深圳)・李紅聆副主任
●昨年の10月に1回目の「日中省エネルギー・環境技術データバンク マッチング交流会」を共催し、良い成果を収めた。本日の2回目開催も、順調に進むことを願っている。
●深圳市では経済の急速な発展に伴い、環境保護問題は日に日に顕著に表面化してきている。特に大気環境汚染、水質汚染、土壌汚染において、非常に大きくチャレンジングな課題に直面しており、大気環境や水環境における先進的な技術に対する喫緊のニーズがある。本日の交流で、環境保護技術における日中間の交流と協力がより強化され、深圳市の環境保護対策により高度な技術支援とソリューションが提供されることを期待する。
●深圳には現在、1000社近くの日本企業が進出しているが、環境保護分野では、深圳瑞環科技(深圳)有限公司を設立したリファインホールディングス株式会社が、最先端の廃水溶剤除去技術と溶剤再生技術によって、深圳市における環境保護産業の発展に大きな役割を果たしている。
●本交流会を通じて、中国と日本の省エネ。環境関連企業が相互の知見を共有し、環境問題を解決するための新たな方法と手段を共同で模索するプラットフォームを構築したいと考えている。それとともに、日中両国の省エネ・環境関連企業同士が、連絡し協力し合うプラットフォームが構築されることも期待している。
深圳市駐日経済貿易代表事務所・田常浩首席代表
●本日、再び「日中省エネルギー・環境技術データバンクマッチング交流会」を開催することができた。これは、今年1月に深圳市人民政府と日中経済協会との間で締結された、深圳市と日本との間の新エネルギーと省エネルギー・環境保護分野における経済・貿易交流と協力の促進を目的とした覚書の賜物である。この覚書は、深圳市政府が外国の協会と初めて具体的な分野について協力覚書を締結したものであり、その意義は重大である。
●この協力覚書の内容を推進するために、日中経済協会、一帯一路環境技術交流と移転センター(深圳)と当事務所の三者による協力により、昨年10月に第1回目となるマッチング交流会が成功裏に開催され、日中双方の参加企業から高い評価を得ることができた。これを機に、本日の第2回目の開催に至りましたが、本交流会を将来的に恒常的なイベント活動にしたいと考えている。
●本日のマッチングと交流を通じ、深圳と日本の企業が技術交流を行い、協力関係を構築し、協力プロジェクトを模索することによって、省エネと環境保護分野の課題を共同で解決し、双方の技術革新と持続可能な発展が促進されることを心から願っている。
