【表敬報告】湖北省商務庁陳華栄副庁長一行
湖北省商務庁陳華栄副庁長一行の来会
湖北省商務庁・陳華栄副庁長を団長とする湖北省経済貿易訪日団一行11名が9日~13日、関係日本経済団体・企業との交流強化及び新規案件開拓を目的に来日し、初日の午後に当会を表敬訪問した。
陳副庁長をはじめ、湖北省の主要都市の代表らは当会との長年にわたる協力関係を維持しつつ、新たな分野でのビジネス促進協力を共に推し進めたい意向を熱く述べた。当会の伊藤智業務部長等と今後の協力可能分野と交流形式について活発な意見交換を行った。
来訪者名簿:
陳華栄 湖北省商務庁副庁長
陳 娟 湖北省商務庁協調指導処処長
張玉鐸 湖北省商務庁協調指導処二級主任科員
丁代明 武漢市招商弁投促二処副処長
呉 艶 黄石市招商服務中心副主任
周 騫 荊州市招商促進中心副主任
李亜清 孝感市招商局副局長
許 密 孝感市高新区招商局副局長
朱 峰 鄂州市商務局副局長
李 恒 襄陽高新区(自貿片区)党工委委員
付 艶 宜昌高新区(自貿片区)管委会副主任
■湖北省商務庁・陳華栄副庁長発言要旨
今回、日本を訪問した目的は2つある。
まず1つ目は、日中経済協会と今後の協力について意見交換をするためである。
ようやくリアル交流が再開できて、ぜひ日中経済協会を一番先に訪問させていただきたいと思った次第である。湖北省政府は従来通り、対日交流・合作を大変重視している。
また、協会との共催で環境保護分野でのビジネスマッチング交流会も、これまで数回開催されて、伝統の自動車工業のみならず、徐々にハイエンド製造、電子、バイオ製薬、ハイエンドサービス業などの分野へ拡大しつつあり、今後も引き続きご協力をお願いしたい。
2つ目は、今回我々は省政府の先遣隊でもあり、今年の下半期に省政府領導のハイレベル訪日も計画中である。
今後も良好な連携関係を維持しつつ、協力の可能性をさらに広げようと願い、下記の4つを提案する。
- 協会の本部及び北京・上海事務所や会員企業の方々に、ぜひ湖北省に訪問・視察していただきたい。
- 協会の毎年の事業計画に、湖北省との交流イベントもぜひ取り入れていただくようにご検討いただきたい。以前のような環境分野の専門家の訪問交流や、新興分野のハイエンド製造(自動車製造、自動組み立て設備など)、医薬製造、さらに文化交流(三国志ゆかりの地)などなど、今後も色々な形で交流が発展していくことを望む。
具体的には、可能であれば、ぜひ今年の下半期に、北京や上海、日系企業が集中している地域で湖北省と日本との経済交流イベントを共に開催したい。環境分野(低炭素)、ハイエンド製造などの分野を重点テーマとして取り上げたら如何。
参加企業は、協会の賛助会員や関係企業、湖北省の地元企業を想定。時期的には、今年の9月と来年の3月―武漢桜まつりの時期はどうかと考案している。ぜひご検討をお願いしたい。 - 産業協力を積極的に促進するように我々と一緒にご尽力頂きたい。
日中経済協会と相互協力のメカニズムを構築し、武漢・孝感の二大日商産業園のプラットフォームと、毎年武漢で開催される桜まつりの契機を活用し、日本企業との交流合作の拡大を図るべく、毎年湖北省と日本で、それぞれ企業を招集しビジネスマッチング交流会を開くことは如何と考案している。 - 協会の武漢事務所の設立について。
これは商務庁からの提案だけでなく、湖北省政府の願望でもある。中部地域開発を加速させる「中部崛起」という国家戦略の下、中部六省(山西、安徽、江西、河南、湖北、湖南)の経済中心である湖北省には、さらに経済発展のチャンスが多く訪れるであろう。西部には成都事務所、東部には上海事務所、中部にはぜひ武漢事務所の設立をご検討ください。
本件お問い合わせ
日中経済協会業務部(担当:金子)
TEL: 03-5545-3113
E-mail: mino.kaneko[at]jc-web.or.jp ※[at]は@に変換ください。