【表敬報告】威海市・梁皓副市長一行
【表敬報告】威海市・梁皓副市長一行(3/28)
梁皓副市長からの紹介内容
- 対外貿易額は、GRPの46%を占め、特に日本は良い経済貿易関係を構築。現在威海市に進出する日本企業は160社、市内全外資の8.7%を占め、ソフトバンク、HOYA、丸紅、伊藤忠なども威海市の発展を支える。
- 2023年の日本との貿易額は106億元で、輸出品目はアパレル、電子部品など。輸出企業としては聯橋、歌爾(ゴアテック、SONY PS5の部品サプライヤー)など。
- 威海市政府としても日本との経済交流を重視しており、威海市で日本企業が立ち上げたプロジェクトは37件あるが、投資分野としては、水産加工、電子部品、医療品など。これらを通じて、威海と日本の更なる合作の深化に期待したい。
- 威海市は人気の観光地として、日本とも協力の余地がある。旅游、スポーツを合わせて発展させたい。1,000kmの海外線を有する威海市では、近年マリンスポーツが人気。コロナ前は日中韓ヨット大会を開催した経験などの基礎があり、今年も威海市体育局がヨット大会などを開催予定。かつて交流があった日本のヨット団体とも交流を再開させたい。
- 今次訪日には、威海市文化・旅游局長、体育局長も同行。威海市の文化・旅行、スポーツに関し、日本企業との合作可能性を探ること、また、日本の旅行・文化の成功経験を学ぶことが目的(もともとは、2月に北海道へ温泉、スキー、雪祭りなどを視察に行く構想もあった)。威海市は4~10月の美しい季節は観光客も多いが冬の閑散期の観光客動員が課題。是非威海の雪をみながら温泉に入り、シベリアから渡来した1万羽以上のオオハクチョウを観てほしい。威海には降雪があり、スキー場も整備されている。また、ミネラルやカルシウムなどを含有し、40~72度の特色ある天然温泉が14箇所ある。中国の南方人は北方へ雪を観に行く。北方人は南方に海を観に行く。威海なら、それら両方を楽しむことができる。
- 1,000kmの海岸線沿いに道路を整備し、全ての観光スポットを繋ぐ。これらは環境保護を前提にやっている。
注:一部の写真は、2023年に東京で開催された「威海(日本)投資環境説明会」で配布されたパンフレット『威海 活力あふれるブルーシティ 産業立地最適地』から転載したものです。
本件お問い合わせ先
日中経済協会業務部(担当:澤津)
TEL:03-5545-3113
E-mail:naoya.sawazu[at]jc-web.or.jp ※[at]→@に変換ください。
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